女性の転職に有利な資格を解説!キャリアアップのチャンスをつかもう

女性の転職に有利な資格を解説!キャリアアップのチャンスをつかもう

2023.08.09 その他

【医療事務のパイオニアソラスト監修】共働きが主流となっている今の時代では、妊娠・出産から1年の育児を経て仕事に戻る女性も少なくありません。
仕事の復帰はもちろん復帰にあわせた転職を考える女性も多く、現状に満足できずスキルやキャリアアップを目指す女性も増え、転職を視野に入れた資格取得に注目が集まっています。

女性の転職に有利な資格は多岐に渡りますが、求人市場の需要や自身のスキルセットとのマッチングが重要です。職種によって異なるため、業界や職種のトレンドを把握し、取得にあたって将来性のある資格を選ぶことが大切になってきます。
さらに実務経験や実績を積むことも重要であり、資格取得だけでなく実践的なスキルを身につけることがおすすめです。

最終的には自身の目標や適性に合わせた資格を選ぶことが成功への近道となるので、自分にどんな職種があっているのかを検討した上で資格選びをしましょう。この記事では女性の転職に有利な資格について紹介していきます。

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資格があると転職に有利なの?資格取得のメリット

一般的に「資格があると転職に有利」という話を聞きますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは資格取得のメリットについて解説します。

未経験の仕事への転職ではアピールポイントにも

未経験の仕事への転職では、資格がアピールポイントになります。

未経験・無資格では、自分がその仕事に向いているという自分の言葉以外の証明ができません。資格という客観的な判断材料があることで採用担当者にも自信を持ってアピールできるでしょう。

収入・キャリアアップに繋がる

資格を持っていると収入・キャリアアップに繋がる可能性が高いです。

というのも、「資格手当」など特別な手当を支給してくれたり、上位の役職に就けたりする場合があるからです。

転職しようと考えている職場の採用条件などをしっかりチェックしておきましょう。

知識やスキルアップが可能

資格取得にむけた勉強をすることで知識やスキルアップが可能になります。

転職を考えている分野の専門知識やスキルを前もって習得しているので、転職後にスムーズに業務にとりかかれるでしょう。

仕事と並行して取れる資格が多い

女性の転職に有利になる資格の中には、現在の仕事と並行して取れる資格が多いです。

資格は取っておいて損をすることはありません。

受験資格がなくても取れる資格や、短期間で取得できるものなどを選んで、仕事をしながらでも効率よく資格を取得していきましょう。

【注意点】資格取得にこだわりすぎない

資格取得にはさまざまなメリットがありますが、資格取得にこだわりすぎてしまうことには注意が必要です。

まずはどんな仕事に就きたいかしっかり考えましょう。

その上で、絶対に必要なものであれば資格を取得すべきですが、資格よりも実務経験や実績を重視している職場もあるので、資格取得だけにこだわらず、柔軟な姿勢で効率よく転職の準備をするのが大切です。

取得する資格の選び方

ここからは数ある資格の中から、取得する資格の選び方を解説します。

転職したい職種にあった資格を選ぶ

転職したい職種の業務内容にあった資格を選びましょう。現時点で仕事に必要な資格はもちろん、今後のキャリアステップも視野に入れながら資格を選ぶと、転職後のキャリアアップにもつながります。

資格手当が支給される資格を選べば、収入もアップします。

需要やトレンドを把握し将来性のある資格を取る

安定した業界における需要やトレンドを把握して、将来性のある資格をとりましょう。

社会情勢や年齢に左右されない仕事・資格を選ぶことが大切です。

受験資格のハードルが高すぎないか確認する

受験資格のハードルが高すぎない資格を選びましょう。

複数の関連資格や数年の実務経験が必要というように、条件が厳しく資格をとるまでに長い期間を要するものだと、根気強さと覚悟が必要です。

資格自体の難易度や合格率も難しすぎないかチェックしておきましょう。

女性の転職に有利なおすすめの資格24選

ここからは女性の転職に有利なおすすめの24の資格をご紹介していきます。

TOEIC®️

参考:【公式】年間テスト日程|TOEIC Listening & Reading Test
※上記はTOEIC® Listening & Reading Test の場合

【役立つ職場】サービス業、外資系企業、事務など

TOEIC®️は、日常生活やビジネスにおいて英語の力を測定する世界160ヵ国で実施されているテストです。

さまざまな職場で英語を使う機会が増えてきているので、自分の英語力が仕事に役立てられそうな場合は受験しておくと良いでしょう。

金融窓口サービス技能検定

参考:金融窓口サービス技能検定

【役立つ職場】銀行などの金融機関

金融窓口サービス技能検定は、金融商品を取り扱う金融機関での窓口業務に必要な技能を検定する資格です。金融機関の窓口などで働きたい人は会社から取得を求められることも多いようです。

ファイナンシャル・プランナー(FP)

参考:FP技能検定 | 日本FP協会

【役立つ職場】保険会社、金融機関、一般企業など

ファイナンシャル・プランナーは、「くらしとお金」に関する幅広い相談に対応するお金のプロです。資格には国家資格であるFP技能士、民間資格ではありますが、FP技能士の上級資格であるAFPとCFPという資格があります。

宅地建物取引士

参考:令和 5年度宅地建物取引士資格試験について

【役立つ職場】不動産業界、金融業界、建設業など

宅地建物取引士は、「宅建士」という通称でよく知られている国家資格です。

不動産や税金、相続など様々な法律についての専門知識を身に付けられます。

管理業務主任者

参考:令和 4年度 管理業務主任者試験について

【役立つ職場】マンション管理会社、不動産業界など

管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約について説明を行うなどの業務を行う国家資格です。

似た資格に「マンション管理士」がありますが、こちらは管理組合や住民のトラブル解決などのコンサルを行う仕事で業務が異なります。

ウェブデザイン技能検定

参考:ウェブデザイン技能検定

【役立つ職場】一般企業、IT業界、エンジニアなど

ウェブデザイン技能検定は、ウェブサイトを制作するウェブデザインやシステムを理解し、スキルを習得していることを証明する国家検定です。

ウェブデザインに精通した人材は幅広い業界で求人が出されていて、一般企業でデザイナーとしての求人が多くありました。

MOS(Microsoft Office Specialist)

参考:マイクロソフト オフィス スペシャリスト

【役立つ職場】一般企業、事務、サービス業など

MOSはマイクロソフト社のソフトを扱う知識やスキルを証明する国際資格です。

Word、Excel、Powerpointなどそれぞれに分かれて試験が行われます。パソコンを使う職場では即戦力となるスキルを身に付けることができます。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)

参考:シスコ認定試験 – Cisco

【役立つ職場】IT業界、エンジニア、ネットワーク管理者など

CCNAはネットワーク関連機器の会社であるシスコが実施する、ネットワークエンジニアの技能を認定する世界規模の資格試験です。

ネットワークに関する試験で、CCNAは4段階中2番目に簡単な「アソシエイト」というレベルの試験です。高額のため、本格的にIT業界で働きたい人におすすめの資格です。

ITパスポート

参考:ITパスポート試験

【役立つ職場】一般企業、事務、サービス業など

ITパスポート試験は「iパス」とも呼ばれ、ITについての基本的な知識を問う国家資格です。

現代において必要不可欠なITの知識を学べるため、学生から社会人まで幅広く受験できるようになっています。

基本情報技術者試験

参考:基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

【役立つ職場】IT業界、エンジニア、ネットワーク管理者など

基本情報技術者試験は通称「FE」とも呼ばれ、ITを活用した戦略の立案、システムの企画、設計、開発、運用の基本的な知識とスキルを身に付けていることを証明する試験です。

上位資格に応用情報技術者試験があり、ITエンジニアとしてスキルアップもできます。

日商簿記検定

参考:簿記 | 商工会議所の検定試験

【役立つ職場】一般企業、事務など

日商簿記検定は、企業の経済活動を記録したり整理したりする技術を証明する検定です。

特に、経理や財務といった専門職には欠かせない資格となっています。

1級に合格することで税理士の受験資格も手に入れることができ、その後のキャリアアップも目指せます。

秘書検定

参考:秘書検定

【役立つ職場】秘書、一般企業、サービス業、事務など

秘書検定は、社会人としての常識や感じの良い立ち振る舞いなどの知識とスキルを身に付けていることを証明する検定です。

キャリアコンサルタント

参考:国家資格 キャリアコンサルタント試験

【役立つ職場】一般企業、大学、行政機関、人材派遣会社など

キャリアコンサルタントとは、人々の職業の選択や職業能力の向上などについて相談を受けコンサルティングすることができる国家資格です。

社会保険労務士

参考:社会保険労務士試験

【役立つ職場】一般企業、事務、人事、行政機関など

社会保険労務士は、「社労士」として知られており、労働社会保険に関するエキスパートです。

企業の採用から退職までの様々な問題の相談に応じることができる国家資格となっています。

公認会計士

参考:日本公認会計士協会

【役立つ職場】監査法人、会計事務所、一般企業、事務など

公認会計士は企業の会計や財務に関する業務を監査し、その結果を報告するという重要な役割を果たす国家資格です。

合格すれば安定した職につきやすいことから資格を目指す女性も多いようです。

行政書士

参考:行政書士試験

【役立つ職場】法律事務所、一般企業、法務

行政書士は行政手続きのエキスパートとして認定されている国家資格です。

具体的に不動産の登記や許認可手続き、ビザや永住権の申請のサポートなどがあります。

介護事務

【役立つ職業】介護業界、行政機関、サービス業など

介護事務は、介護サービスを提供する施設で受付や介護報酬請求業務などを行う事務職のことです。

介護事務に興味がある人は取得しておくといい資格です。

数ある資格の中からおすすめの資格をピックアップしました。

  • ・介護事務管理士
  • ・ケアクラーク
  • ・介護報酬請求事務技能検定
  • ・介護保険事務士
  • ・介護事務実務士
  • ・介護保険事務管理士
  • ・介護管理専門秘書検定資格

特におすすめは「介護事務管理士」です。

介護事務の資格について具体的な内容は下記の2つの記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:介護事務管理士®とは?資格取得のメリットと仕事・活躍シーンなど徹底解説
介護事務の資格にはどんな種類のものがある?主な資格7つを紹介

介護職員初任者研修

【役立つ職場】介護業界、サービス業など

介護職員初任者研修とは、高齢者や障がい者に対して介護の仕事をするための入門資格です。

試験ではなく。130時間の研修を受講することで専門的な知識とスキルを身に付けることができます。

あわせて読みたい記事:介護職員初任者研修とは?資格取得の方法やメリットについて解説

介護福祉士

【役立つ職業】介護業界、行政機関、サービス業など

介護福祉士は、介護サービスを提供する施設で介護を必要とする人に対して専門的な知識とスキルを持って日常生活の支援などを行う国家資格です。

介護のエキスパートとして認められた国家資格です。

あわせて読みたい記事:介護福祉士を目指す!資格の取り方や試験の詳細、合格率について徹底解説

社会福祉士

参考:社会福祉士とは

【役立つ職場】介護業界、行政機関など

社会福祉士は、社会福祉のエキスパートとして社会の中で困難な状況に直面している人々をサポートする国家資格です。

相談を受けたり、生活の質を向上させる計画を立てたりします。

医療事務

【役立つ職場】病院、クリニックなど

医療事務は病院やクリニックなどの医療機関で受付や診療報酬請求業務を行う事務職のことです。

女性が多く、復職などもしやすいことから女性が働きやすい環境がそろっています。

数ある資格の中からおすすめの資格をピックアップしました。

  • ・医療事務技能認定試験
  • ・医科 医療事務管理士®️技能認定試験
  • ・医療事務認定実務者®️
  • ・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®️)
  • ・診療報酬請求事務能力認定試験

特におすすめは「医療事務技能認定試験」と「医科 医療事務管理士®️技能認定試験」です。

具体的な内容は下記の2つの記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:医療事務資格は独学でも合格可能?勉強方法や試験の種類を紹介
医療事務資格のおすすめ8選!難易度をランキング形式で紹介

調剤薬局事務

【役立つ職場】調剤薬局、薬局など

調剤薬局事務は、保険薬局の窓口で受付や調剤報酬明細書作成業務などの事務全般を行う仕事です。

病院やクリニックで働く医療事務とは異なり調剤薬局の窓口で働きますが、女性が働きやすい環境が整っている点では同じです。

数ある資格の中からおすすめの資格をピックアップしました。

  • ・調剤事務管理士®
  • ・調剤情報実務能力認定試験
  • ・調剤報酬請求事務専門士
  • ・医療保険調剤報酬事務士

特におすすめは「調剤事務管理士®」です。

具体的な内容は下記の2つの記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:調剤薬局事務ってどんな仕事?必要な資格や仕事内容を徹底解説
調剤薬局事務の資格はどれがいい?種類や難易度について解説

登録販売者

【役立つ職場】ドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーなど

登録販売者とは、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどで一般用医薬品(第2類、第3類)を販売することができる薬のエキスパートです。
お客様へ薬の成分や効能・副作用について正しい情報を伝えます。国から認められた公的な資格です。

登録販売者になるためには、「登録販売者試験」を受験して合格する必要があります。
この試験は都道府県別に年1回以上実施されていて、試験日や受験料はそれぞれ異なります。

受験資格はないので、誰でも受験が可能です。

あわせて読みたい記事:登録販売者とは?仕事内容や資格取得方法、調剤薬局事務との違いなどを徹底解説

保育士

参考:保育士試験を受ける方へ

【役立つ職場】保育園、幼稚園、病理保育室など

すでに保育補助の仕事に携わっている人は、国家資格である保育士の資格をとってキャリアアップするのもいいでしょう。

まとめ:女性ならではの将来を見据えた転職にあう資格を選ぼう

今回は、女性の転職に有利な資格を解説していきました。

国家資格や女性が働きやすい環境があるなど将来を見据えた転職に合う資格を選んで、キャリアアップを目指しましょう!