医療事務の資格はどれがいい?主な資格試験7つと難易度ランキング紹介!

2022.05.10 医療事務

医療事務の資格は、取得することで就職活動に役立てられますが、医療事務の資格試験の種類は非常に多いです。どれを受験すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。この記事では、医療事務の仕事・病院の受付業務がしたい人に向けて、おすすめの資格試験・試験内容・勉強方法などを解説します。ぜひ参考にしてください。 (2020年12月時点情報をもとに、2022年5月更新)

医療事務の資格とは?

医療事務の資格はどういったものなのかを具体的に解説します。

民間資格である

医療事務の資格は、国家資格ではなく、すべて民間資格で多くの種類があります。医療事務の仕事をしたいと考えている人にとっては、取得しておくことで、就活を行う際などに非常に役立つ資格です。

資格がなくても医療事務の仕事はできる

医医療事務の仕事は、資格がなくても行えます。病院の受付・会計などの業務では、レセプトの知識はあまり必要ではありません。しかし、診療報酬計算などを担当する際には、専門的な知識が求められるため、資格取得が望ましいです。

資格があると採用されやすい

医療事務の仕事に資格は必須ではありませんが、資格があると相応の知識を持っていることの証明となるため採用されやすくなります。医療事務未経験の場合は、資格を取得しておくことが大切です。

医療事務資格試験の難易度ランキング

医療事務資格試験の難易度ランキングは以下のとおりです。

  資格名 合格率(%) 主催
1 診療報酬請求事務能力認定試験 27.5-41.6 日本医療保険事務協会
2 医科 医療事務管理士®︎技能認定試験 50.0-65.0 技能認定振興協会
3 医事コンピュータ技能検定試験 準1級:55.7
2級:33.7
3級:63.2
医療秘書教育全国協議会
4 医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士) 2級:61.7
1級:54.2
医療福祉情報実務能力協会
5 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク) 73.7 日本医療教育財団
6 医療事務技能認定試験 85.0 技能認定振興協会
7 医療事務検定試験 88.5 日本医療事務協会

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、診療報酬請求事務の業務を行う人の資質向上を図るためのもので、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施しています。医科と歯科の2種類の資格試験があり、この資格を取得することで、診療報酬計算の業務に役立てられます。

試験概要

■受験資格
受験資格なし

■日程
年2回、7月・12月の日曜日または祝日に実施

■会場
全国の指定会場:札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市

■受験料
9,000円(税込)

出題範囲

学科・科目
・法規 :医療保険制度・介護保険制度など
・医学一般 :医療用語及び医学・薬学の基礎知識など
・保険請求事務:診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識など

実技試験の有無
学科試験と実技試験(レセプト作成など)が行われます

問題数
・学科試験:20問
・実技試験:レセプト作成2問

試験時間
3時間(午後1時〜4時)

合格基準
・学科試験70点以上(100点満点中)
・実技試験80点以上(100点満点中)

合格率
27.5~41.6%

医科 医療事務管理士​®︎技能認定試験

医療事務管理士​®︎技能認定試験は、昭和49年から開始された歴史のある試験で、日本初の医療事務資格として広く知られています。この資格を取得することで、診察の受付・会計・カルテ管理など、さまざまな業務を担当する際に知識を活用できます。(2022年5月更新)

試験概要

受験資格
受験資格なし

日程
毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日)、インターネット試験は随時可

会場
在宅試験、もしくは全国の指定会場(会場試験は団体契約法人のみ)

■受験料
7,500円(税込)

出題範囲

学科・科目
・法規 :医療保険制度など
・医学一般 :各臓器の組織・構造・生理機能 ・傷病の種類等など
・保険請求事務:診療報酬点数の算定・診療報酬明細書の作成・点検など

実技試験の有無
学科試験と実技試験(レセプト作成・点検)が行われます

問題数
・学科試験:10問 ※マークシート(択一式)
・実技試験:3問 ※マークシート(択一式)

試験時間
・在宅試験:自宅で受け取った試験問題を、試験翌日の月曜消印有効で返送
・会場試験:学科60分、実技120分(団体契約法人のみ)

合格基準
・学科試験:学科試験:80%以上
・実技試験:各問で60%以上、かつ3問の合計が80%以上
 ※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格

合格率
50~65%

医事コンピュータ技能検定試験

医事コンピュータ技能検定試験は、平成8年度に開始された試験で、医療事務やコンピュータの基本的な知識、診療報酬計算能力を測るためのものです。この資格を取得することで、会計や診療報酬計算業務などに役立てられます。

試験概要

受験資格
受験資格なし

日程
年2回、6月と11月に実施

会場
全国各地の約173校の会員校のうち、一般会場一覧から希望の会場を選択する

受験料
・準1級:8,600円(税込)
・2級 :7,500円(税込)
・3級 :6,400円(税込)

出題範囲

学科・科目
・領域Ⅰ:医療事務
・領域Ⅱ:コンピュータ関連の知識
・領域Ⅲ:実技(オペレーション)

実技試験の有無
学科試験と実技試験(レセプト作成など)が行われます

問題数
領域Ⅰでは20問、領域Ⅱでは30問、領域Ⅲではレセプト作成2問・点数問題20問が出題されます

試験時間
・領域Ⅰ・Ⅱ合わせて60分、領域Ⅲは60分

合格基準
各領域すべてで60%以上の正解

合格率
・準1級:55.7%
・2級:33.7%
・3級:63.2%

医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士)

医療情報実務能力検定試験は、診療報酬請求事務の業務を行う人の資質向上を図るための試験です。試験に合格すれば、「医療事務実務士」の称号が与えられ、レセプト業務などに従事する際に活用できます。

試験概要

受験資格
・1級:2級合格者
・2級:受験資格なし

日程
年4回、3月・7月・9月・12月に実施(※3月と9月は2級のみ)

会場
在宅試験

受験料
・1級:8,700円(税込)
・2級:7,700円(税込)

出題範囲

学科・科目
・法規 :医療保険制度・公費負担制度・医療法規など
・医学一般 :医療用語および医学・薬学の応用知識など
・保険請求事務:診療報酬・薬価基準・材料価格基準など

実技試験の有無
学科試験・実技試験が行われます

問題数
・1級:学科20問・実技(レセプト作成)3問
・2級:学科20問・実技(レセプト作成)3問

試験時間
郵送された試験を翌日までに投函

合格基準
実施回ごとによる受験者の偏差値が55以上、または正答率80%

合格率
・2級:61.7%
・1級:54.2%

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

医療事務技能審査試験は、一般財団法人日本医療教育財団が実施している試験で、合格者には「メディカルクラーク」の称号が与えられます。この資格を取得することで、受付や診療報酬請求業務などに役立てられます。

試験概要

受験資格
受験資格なし

日程
・医科:年12回(毎月)に実施
・歯科:年6回(5月、7月、9月、11月、1月、3月)に実施

会場
在宅試験

受験料
7,700円(税込)

出題範囲

学科・科目
・学科:医療事務知識
・実技Ⅰ :患者接遇
・実技 Ⅱ:診療報酬請求事務・診療報酬明細書点検

実技試験の有無
学科試験と実技試験が行われます

問題数
・学科:25問
・実技Ⅰ :2問
・実技 Ⅱ:4問

試験時間
・学科 :60分
・実技Ⅰ:50分
・実技Ⅱ:70分

合格基準
学科試験・実技試験Ⅰ・Ⅱすべての得点率が70%

合格率
73.7%

医療事務技能認定試験

医療事務技能認定試験は、医療事務に従事するにあたって必要な基本的な知識や算定ルールの知識を測るための試験です。この資格を取得することで、受付や治療費の計算、カルテ管理など幅広い業務に従事するための知識が認定されます。(2022年5月更新)

試験概要

受験資格
受験資格なし

日程
毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日)、インターネット試験は随時可

会場
在宅試験、もしくは全国の指定会場(会場試験は契約法人のみ)

受験料
5,000円(税込)

出題範囲

学科・科目
・学科:法規、保険請求事務、医学一般
・実技:診療報酬明細書作成のための必要知識

実技試験の有無
学科試験と実技試験が行われます

問題数
・学科:40問 ※マークシート(択一式)
・実技:10問 ※マークシート(択一式)

試験時間
・在宅試験:自宅で受け取った試験問題を、試験翌日の月曜消印有効で返送
・会場試験:学科・実技あわせて2時間(団体契約法人のみ)

合格基準
総得点の80%以上

合格率
85%

医療事務検定試験

医療事務検定試験は、医療事務全般の基本的な知識や技術を測るための試験です。この資格を取得することで、受付や治療費の計算などの業務において活かすことができます。

試験概要

受験資格
受験資格なし

日程
毎月第4日曜日に実施

会場
全国の指定会場(開催月によって異なるため詳細は要問合わせ)

受験料
7,700円(税込)

出題範囲

学科・科目
・法規 :医療保険制度・高齢者医療制度・保険診療に関連する法規など
・保険請求事務:保険医療機関の受付事務・請求事務・点数算定の基礎など

実技試験の有無
学科試験と実技試験が行われます

問題数
・学科:正誤問題20問、記述5問
・実技:医療費計算2問

■試験時間
2時間

合格基準
総得点の70%程度以上

合格率
88.5%

医療事務の試験に合格するための勉強方法

医療事務の試験に合格するための勉強方法を3つ紹介します。

独学で目指す

勉強する際には、自分でテキストを用意することから始めます。独学のメリットは、勉強にかかる費用をおさえられ、自分のペースで学習を進められるところです。分からないことがあった場合、質問できないことや、途中で挫折してしまう可能性があることがデメリットとしてあげられます。

通学して勉強をする

時間と予算に余裕がある場合は、通学して勉強するのも良いでしょう。メリットは、講義を実際に受けて学習を進めるため、質問なども随時行える点です。講義の時間が決まっていることから、スケジュール調整が必要な点と、費用が高めになる点がデメリットです。

通信講座で勉強する

通信講座は、用意されたテキストを使用し、自宅で勉強する方法です。通学式よりも、講座費用は安く、自分のペースで勉強ができます。ただし、モチベーションの管理は、独学と同様に自分で行う必要があります。疑問があれば、質問できる点が独学とは異なります。

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まとめ

医療事務の資格には、多くの種類があるため、自分の目的に合った資格を選ぶことが大切です。自分が学習にかけられる時間などを考慮し、無理のない学習を行い、少しでも就職に有利な資格を取得したいものです。

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