育休中に資格取得を目指そう!復帰後のキャリアアップや転職におすすめの資格9選

育休中に資格取得を目指そう!復帰後のキャリアアップや転職におすすめの資格9選

2023.08.16 医療事務 介護事務 調剤薬局事務 その他

【医療事務のパイオニアソラスト監修】仕事から離れ子育てに専念する育休期間。子供の寝かしつけ後やふとした時間に自分時間を楽しむのも、日ごろ頑張っている自分へのご褒美ですよね。

共働き世帯の多いこの時代では、育休後に社会復帰を考えている方が少なくないでしょう。
そのため最近では育休終了に向けて「自分時間」を使って、将来役立つことを学ぶ人も増えています。

妊娠後の産休・育休を経て仕事に復帰する時に資格があると、復帰後のキャリアアップはもちろん転職にも有利です。

また資格取得にあわせて再度勉強をすることで、知識のアップデートが可能になり仕事をする際に復帰後のブランクを感じさせないというメリットがあります。

この記事では育休中に目指せるおすすめの資格について紹介していきます。

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育休後の職場復帰、子供のことや仕事のことなど考えることがたくさん

育休後は子供のことを考える時間が増え、自分の仕事に集中できるとは限りません。職場復帰して今まで通りに仕事ができるかどうか不安な人がほとんどだと思います。

そのような不安を解消するために、新しい分野について学んだり、自分の知識やスキルをさらに向上させるために勉強したりする、「学び直し」や「リスキリング」をおすすめします。

これから、育休中の寝かしつけ後やお昼寝中などに無理なく学べて取得可能な資格をご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

あわせて読みたい記事:
リスキリングとは?学ぶ必要性や目的、個人におすすめのスキル学習を紹介
産休・育休中の学び直しは可能?資格取得のメリットとおすすめを紹介

育休中に取得する資格のチェックすべき条件4つ

育休中の資格取得は時間が限られています。

職場復帰を踏まえて資格をとる際に、まずチェックしておくべき条件をご紹介します。

①取得のしやすさ

1つ目は「取得のしやすさ」です。

合格率が高く、受験資格も誰でも受験できる資格ならば、気軽にチャレンジしやすいです。

いきなり難しい資格に挑戦してしまうと、モチベーションの維持が難しいので、簡単な資格に挑戦することをおすすめします。

②独学やオンライン講座で学べる

2つ目は「独学やオンライン講座で学べる」ことです。

出産後は赤ちゃんから長時間目が離せませんし、発熱など予期せぬことも多くあります。通学の必要があるものは難しいでしょう。

すき間時間で自分のペースで勉強できる方法はおすすめです。

③勉強期間が1年以内

3つ目は、「勉強期間が1年以内」であることです。

育休は一般的には1年で、長くても2年程度です。

短期間の勉強でとれる資格が受けやすいでしょう。

④復帰後のスキルアップにつながるか

4つ目は、「復帰後のスキルアップにつながるか」ということです。

育休中のブランクを埋めたいという目的のためであれば、復帰する仕事に関係がある資格を選びましょう。

資格手当などがつくものであればさらに良いです。

育休後の社会復帰や転職に人気の職業は?

育休後の社会復帰や転職に人気の職業を紹介します。

事務職

一般事務、医療事務、歯科医療事務などが特に人気です。

安定していて職場の数も多く、女性が働きやすい環境が揃っています。

あわせて読みたい記事:事務の仕事内容やカテゴリーを紹介!職場によって変わる事務職の魅力

Webデザイナー、ライター

パソコンさえあれば在宅でできるので小さいお子さんがいるママから人気の職業です。

デザインすることが好きだったり、文章を読んだり書いたりすることが得意な人におすすめです。

コールセンター

服装などが自由であることが多く、シフト制で自分の都合に合わせやすいことなどから人気です。

多くの人が勤務しているので、子供の発熱などの予定外のことにも対応してもらえるでしょう。

育休中に取得可能?おすすめの資格・試験9選

育休中に取得できるおすすめの資格や試験は以下の通りです。

〈おすすめの資格・試験 9選〉
・マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
・ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP)
・TOEIC®️
・秘書検定
・日商簿記検定
・医療事務
・介護事務
・調剤薬局事務
・登録販売員

それぞれについて解説していきます。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

MOSはマイクロソフト社のソフトを扱う知識やスキルを証明する国際資格です。

Word、Excel、Powerpointなどそれぞれの試験が行われます。パソコンを使う職場では即戦力となるスキルを身に付けることができます。

【おすすめポイント】基本的なパソコン操作が必要な職場では必ず役立つ資格です。

参考:マイクロソフト オフィス スペシャリスト

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP)

ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP)は、「くらしとお金」に関する幅広い相談に対応するお金のプロです。

資格には国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士は民間資格ではありますが、ファイナンシャル・プランニング技能士の上級資格であるAFPとCFPという資格があります。

【おすすめポイント】国家資格であり、仕事で使うほかにも自分自身の家計や将来のプランニングができるようになります。

参考:FP技能検定 | 日本FP協会

TOEIC®️

TOEIC®️は、日常生活やビジネスにおいて英語の力を測定する世界160ヵ国で実施されているテストです。

さまざまな職場で英語を使う機会が増えてきています。
資格ではありませんが、自分の英語力が仕事に役立てられそうな場合は受験しておくと良いでしょう。

【おすすめポイント】短期間の勉強で100〜200点くらいはスコアの伸び幅があるので、成果を実感しやすいです。

※上記はTOEIC® Listening & Reading Test の場合

参考:【公式】年間テスト日程|TOEIC Listening & Reading Test

秘書検定

秘書検定は、社会人としての常識や感じの良い立ち振る舞いなどの知識とスキルを身に付けていることを証明する検定です。

【おすすめポイント】3級であれば数日で取得できたという人もいるので、余った時間でそのほかの資格もとることができます。

参考:秘書検定

日商簿記検定

日商簿記検定は、企業の経済活動を記録したり整理したりする技術を証明する検定です。

特に、経理や財務といった専門職には欠かせない資格となっています。

1級に合格することで税理士の受験資格も手に入れることができ、その後のキャリアアップも目指せます。

【おすすめポイント】女性が活躍しやすい事務職で、会計などの専門知識が備わっていることをアピールできます。

参考:簿記 | 商工会議所の検定試験

医療事務

医療事務は病院やクリニックなどの医療機関で受付や診療報酬請求業務を行う事務職のことです。

【おすすめポイント】女性が多く、復職などもしやすいことから女性が働きやすい環境がそろっています。

数ある資格の中からおすすめの資格をピックアップしました。

・医療事務技能認定試験
・医科 医療事務管理士®️技能認定試験
・医療事務認定実務者®️
・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®️)
・診療報酬請求事務能力認定試験

特におすすめは「医療事務技能認定試験」と「医科 医療事務管理士®️技能認定試験」です。具体的な内容は下記の記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:医療事務資格のおすすめ8選!難易度をランキング形式で紹介

介護事務

介護事務は、介護サービスを提供する施設で受付や介護報酬請求業務などを行う事務職のことです。介護事務に興味がある人は取得しておくといい資格です。

【おすすめポイント】高齢化が進む社会で将来性の高い仕事です。

数ある資格の中からおすすめの資格をピックアップしました。

・介護事務管理士®️
・ケア クラーク®️
・介護報酬請求事務技能検定
・介護保険事務士
・介護事務実務者(R)
・介護保険事務管理士
・介護管理専門秘書検定資格

特におすすめは「介護事務管理士®️」です。具体的な内容は下記の記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:介護事務の資格は独学でも取得可能?オススメの資格について紹介

 

調剤薬局事務

調剤薬局事務は、保険薬局の窓口で受付や調剤報酬作成業務などの事務全般を行う仕事です。

【おすすめポイント】さまざまな場所にあり、女性が働きやすい環境が整っています。

数ある資格の中からおすすめの資格・試験をピックアップしました。

・調剤情報実務能力認定試験
・調剤事務管理士®​技能認定試験
・調剤報酬請求事務専門士
・医療保険調剤報酬事務士

特におすすめは「調剤事務管理士®​技能認定試験」です。具体的な内容は下記の記事を読んでみてくださいね。

あわせて読みたい記事:調剤薬局事務の資格はどれがいい?種類や難易度について解説

登録販売員

登録販売者とは、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどで一般用医薬品(第2類、第3類)を販売することができる薬のエキスパートです。お客様へ薬の成分や効能・副作用について正しい情報を伝えます。

【おすすめポイント】国から認められた公的な資格です。仕事だけでなく、実生活にも使える知識が手に入ります。

登録販売者になるためには、「登録販売者試験」を受験して合格する必要があります。この試験は都道府県別に年1回以上実施されていて、試験日や受験料はそれぞれ異なります。

受験資格はないので、誰でも受験が可能です。

あわせて読みたい記事:登録販売者とは?仕事内容や資格取得方法、調剤薬局事務との違いなどを徹底解説

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まとめ:資格取得をして社会復帰に備えよう!

育休からの社会復帰には、誰でも不安を抱えています。

そんな不安を少しでも前向きな気持ちに変えられるように、育休中に資格を取得してさらに自分をレベルアップしましょう!