40代女性が転職を成功させるために必要なことは?おすすめの資格について紹介

2022.08.30 医療事務 介護事務

「転職したいけど、失敗しないか不安」
「40代からの転職は難しいと聞くから、踏み切れない」
こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?確かに、20代、30代や何らかの資格・スキルを持ち合わせている人たちと比べると、40代からの転職はハードルが高いと感じることもあるかもしれません。
しかし、条件を絞ったり、自分の状況を変えることができれば、理想的な転職をすることは可能です。
この記事では、40代女性が転職を成功させるために必要なことについて解説します。

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40代女性が転職を考える理由

転職を考え始めるには何かしら原因があることでしょう。まずは、40代女性が転職を考え始める理由として多いものをまとめました。

仕事内容への不満

40代女性に限らず、「忙しくて体への負担が大きい」「やりがいを感じられない」「自分に合っていない」など、現状の仕事内容への不満から転職を考え始める人は数多くいます。

給料への不満

仕事選びの条件として、給料面は絶対に譲れないという人は多いのではないでしょうか。
「仕事に見合った給料がもらえない」「賞与が減った」「昇給しない」など、給料面に対する不満は仕事へのモチベーション低下に直結します。より待遇のよい職場を求めて転職するきっかけになることでしょう。

人間関係

仕事場では色々な人と接しながら作業を進めていかなければならないことがほとんどです。一人職場なら話は別ですが、基本的には他者と円滑なコミュニケーションを取っていくことが求められます。中には合わない人もいたり、良好な関係が築けない人もいたりすることでしょう。上手く人間関係が構築できなければ、それがストレスとなり、環境を変えるために転職をすることもあります。

環境の変化

引っ越しやパートナーの転勤など、自分の置かれている環境が変化することによって、転職をしなければならないこともあります。
40代女性では、子どもに手がかからなくなった、親の介護をしなければならなくなったといったような、家族の環境変化によって転職活動を始めることが多い傾向にあります。

40代女性は転職が難しい?

40代女性は転職することが難しいといわれますが、なぜなのでしょうか。主な理由について見ていきましょう。

40代向けの求人が少ない

40代女性の転職が難しいとされる1番の理由は、そもそも40代向けの中途採用求人が少ないということが挙げられます。
多くの転職サイトに掲載されているのが20代、30代向けの求人であるため、40代を積極的に採用している企業はあまり多くありません。少ない求人数の割には、転職を考えている40代の人が多く、その分競争率が高いことも関係しているでしょう。

年齢相応のスキルや経験が求められる

40代の転職となると、年齢相応のスキルや経験が求められます。雇う側としても、40代にはそれなりの人件費がかかるため、採用はかなり慎重になることが多いでしょう。
また、年齢が上の人が入職となると、それなりの経験をしてきたと周りから見られることもあります。20代、30代が多い職場だと、よりその傾向があることから、何かしら秀でているものがないと転職が難しいかもしれません。

年下の上司が扱いにくく感じる

20代、30代の人が役職についている職場も多く存在します。そのような職場の場合、年上の人が入職するとなると、年下の上司が扱いにくさを感じてしまうことも考えられます。
上司からすれば、自分よりも年齢が下の人の方が関係も構築しやすいと判断して、40代を積極的採用しないということもあるかもしれません。

書類選考で落とされる

書類選考がある場合、面接までたどり着けずに落選してしまうこともあります。応募者に同じような経歴がある場合、企業側とすれば年齢が若く、長く働いてもらえそうな人を選ぶことが多い傾向にあり、年齢がネックになってしまうことも考えられます。

40代女性が転職を成功させるための方法

前述したように40代女性の転職は、20代や30代のように容易ではないことが多い傾向にあります。しかし、方法によっては自分の望んでいるような転職をすることも不可能ではありません。
40代女性が転職を成功させるための方法について見ていきましょう。

資格を取得する

20代や30代と比べ、40代にはスキルや知識を兼ね備えている即戦力レベルの人が求められる傾向にあります。自分がこれまで経験してきた分野や職種であれば、40代でも即戦力として採用される可能性もあるでしょう。
しかし、未経験の分野や職種では、やはり年齢が若い人のほうが採用されやすいため、40代からの転職は厳しくなります。
そこでおすすめなのは、仕事に関係する資格を取得することです。転職する分野に精通する資格があれば、仕事に必要なスキル、知識を有している証になるため、未経験者でも採用される可能性は高くなります。
資格の中には、年齢や実務経験がなくても取得できるものや、独学でも取得できるものが多くあるため、自分の目指したい分野とマッチする資格を選択しましょう。

経験のある仕事や得意な仕事を選ぶ

これまでの経験が活かせる分野であれば、年齢に関係なくスムーズに転職することも可能です。例えば、これまで事務の仕事をしていた人であれば、同様の事務の仕事であれば即戦力として採用されやすいでしょう。また、多言語を使いこなせる人は、それに通ずる仕事であれば年齢に関係なく働くことも可能です。
自己分析をして、過去の経験や得意なスキルなどをもとに転職を模索するのが成功の鍵になります。

40代を積極的に採用している業種を選ぶ

「40代や50代が活躍中」「40代50代主婦大歓迎」と掲載されている求人も数多くあります。業種によっては、40代や50代主婦の経験や子育てのスキルが活かせる仕事もあり、積極的に採用している職場もあります。そのような求人に絞って探していくことも、転職を成功させる方法になるでしょう。

40代女性が転職しやすい業界・職種

どのような業界や職種に転職しようか迷っている40代女性は多いかと思います。
40代女性が転職しやすいのは、どのような業界や職種なのか具体的に見ていきましょう。

医療事務

日本は少子高齢化が進んでおり、医療を受ける人の数が今後も増えていくことが推測されます。それに伴い、病院やクリニックといった医療機関での人手不足が懸念されていることから、求人数も増えていくことが考えられます。
医療分野となると、医師や看護師といった専門職資格がないと働くことができないというイメージがあるかもしれませんが、受付窓口で働く医療事務は、未経験者や無資格者でも働くことが可能です。
よりスムーズに転職をするのであれば、事前に医療事務の資格を取得しておくことが有効です。資格取得をしておけば転職もしやすく、実際の仕事もスムーズに習得できることでしょう。医療事務の資格は民間資格で、誰でも受験できるものが多いため、比較的チャレンジしやすいことも大きな魅力です。

介護職

少子高齢化の影響で、最も深刻な人手不足になっているのは、介護施設やデイサービス、老人ホームといった介護分野です。
今後も介護保険を利用する高齢者は増えていく一方で、働き手の数は慢性的に不足している状況です。
介護助手や事務員などは未経験者や無資格者でも働くことができるため、積極的に採用している施設も多くあります。
また、働きながら介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を取得し、その後介護福祉士、認定介護福祉士、ケアマネジャーとステップアップすることも可能です。

クリーンサービススタッフ

オフィスや学校、病院などの施設を清掃するクリーンサービススタッフの仕事も、40代女性を積極的に採用している職種です。経験や資格不問での求人がほとんどで、特に家事経験の豊富な40代女性が多く活躍しています。
整理整頓や周辺環境をキレイにすることが好きな人や、体力に自信がある人に向いている仕事ですが、未経験者でも慣れれば長く勤めることができるでしょう。
あまり知られていないかもしれませんが、「ビルクリーニング技能士」という国家資格もあり、取得すれば、清掃のスペシャリストとして活躍することも可能です。

タクシードライバー

タクシードライバーは男性の仕事というイメージがあるかもしれませんが、最近は女性のドライバーも多くなっています。
普通自動車免許を持っていることが必須ですが、40代50代の女性が働いていることも珍しくなく、運転が好きな人なら挑戦しやすい仕事といえるでしょう。

サービス業界の接客業

飲食店やアパレル系、スーパーマーケットなど、サービス業界の接客業も比較的転職しやすい職種です。
未経験者でも積極的に採用しており、年齢、性別を問わず働くことができるでしょう。特に人と接することが好きな人、立ち仕事が苦にならない人に向いている仕事です。
パートやアルバイトで働いている人も多く、働く時間を調整しやすいため、プライベートと両立しやすいのもメリットに挙げられます。

40代女性におすすめの資格

40代女性が転職を成功させるためには、何らかの資格を取得することが有効です。しかし、世の中には数多くの資格があるため、どれを目指せばよいのが迷うことも多いでしょう。
そこで40代女性におすすめの資格についてまとめました。

登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品を販売することができる専門職です。2009年に薬事法が改正されるまでは、薬剤師もしくは薬種商しか医薬品を販売することができませんでした。しかし薬事法改正に伴い、登録販売者が新設され、ドラッグストアや薬局だけでなく、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどでも、登録販売者がいれば一般用医薬品の販売が可能になったのです。
今後も一般用医薬品を販売する店舗が増えていくことから、登録販売者の活躍の場は広がっていくことが予想されます。
資格取得に学歴や年齢などの制限はなく、誰でも受験可能で、試験は筆記試験のみです。
ただし、資格取得してもすぐに医薬品を1人で販売できるわけではありません。登録販売者として業務経験が通算で2年以上(月80時間以上)になるまでの間は、「研修中の登録販売者」として扱われます。正規の登録販売者になるためには、実務経験を積まなければならないことを念頭に置いておきましょう。

簿記

簿記とは、会社が経済活動を行う上での金銭の出し入れを記録する方法のことをいいます。簿記検定試験は種類によって複数の段階に分かれており、会社の売り上げや支払いといった金銭の動きを管理する「経理」に関する能力がどの程度身についているかを証明する試験となっています。
簿記検定には、日商簿記、全経簿記、全商簿記の3つの種類があり、それぞれ級や難易度に違いがあります。
簿記の資格を取得していれば、経理業務、会計業務、財務業務などに携わることができ、転職にも有利に働くことでしょう。経理事務などを目指す場合には、簿記の資格は必須です。
ちなみに、簿記3級では高い評価は得られないため、取得する場合は2級以上を目標にするとよいでしょう。

保育士

保育士は養成校を卒業しなければ取得できない資格というイメージがありますが、実は社会人からでも保育士試験に合格することで資格取得が可能です。
最終学歴によって受験資格や実務経験などに違いがあるので、自分がどれに該当するかを事前に確認する必要があります。
保育士の資格を取得すれば、保育園をはじめ、歯科医院や美容院の託児施設や放課後等デイサービス、学童などの職場で働くことが可能です。
子育て経験がある人なら、自身の経験を活かせる仕事でもあるため、40代女性にも人気の職業です。

医療事務

医療事務とは、病院やクリニックなどの医療機関に勤務し、主に事務仕事を担う職種です。患者さんやそのご家族の受付対応や会計業務、案内などを行うのが主な業務内容ですが、最も専門性が求められるのが「レセプト業務」です。
レセプト業務は、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成、点検、提出するのが主な内容で、医療機関が収入を得るために欠かせない業務となっています。
医療事務に関する資格は民間資格で、多くの種類があり、それぞれ難易度や習得するスキルに違いがあります。転職の際には、医療事務に関する何らかの資格を有しているほうが有利になることも多いため、取得しておいて損はありません。
目指す方向性やライフスタイルに合わせ、自分に合った医療事務の資格を取得するとよいでしょう。

介護士

介護の仕事は無資格でも就業することができますが、資格を取得しているほうが年収が高い、活躍の場が広がる、転職しやすいなどメリットが多くあります。

まずは、介護業界の入門資格である「介護職員初任者研修」です。以前のホームヘルパー2級に相当する資格です。次に「介護福祉士」の資格です。国家資格であり介護に関する専門的知識・技術を有しているという証明になります。養成施設や福祉系高校ルートを卒業する以外に、働きながら資格を取得する実務経験ルートがあり、3年の実務経験+介護職員実務者研修修了により受験資格を得る方法があります。道のりは楽ではありませんが、介護業界への転職を考えているならキャリアアップを目指して取得すべき資格です。さらに上位資格として「認定介護福祉士」もあるので、向上心のある人、介護業界で活躍していきたい人は目指してみるのもよいでしょう。

TOEIC ®

TOEIC ®とは、英語でのコミュニケーション能力を幅広く判断する世界共通の試験です。近年、企業のグローバル化が進んでいることもあり、TOEICで高い能力が証明できれば、転職にも大いに役立てることが可能です。TOEICは資格というよりかは、10点から990点までのスコアで評価される英語力を示すテストになります。
700点以上あると、日常生活や仕事におけるコミュニケーションは問題がないとみなされ、企業からも高い評価が得られます。
受験資格は特にないため、英語力に自身のある人は是非チャレンジして、その能力を証明するとよいでしょう。

FP

FP(ファイナンシャルプランナー)とは、あらゆる「お金のエキスパート」「家計のホームドクター」ともいえる資格です。節約、年金、投資、住宅ローン、税金、相続など生活において関わるお金について、幅広い知識を有していることを証明することができます。
お金に関する知識を広く身につけられることができるので、顧客や企業のマネープランの立案や節約方法、貯蓄の仕方などをアドバイスすることが主な仕事です。 FP資格には国家資格(FP技能士)と民間資格があり、それぞれいくつかのレベルに分けられています。
FPを取得すれば、金融・保険業界、不動産会社、税理士事務所、公認会計士事務所などに就職することが可能です。
またFPの資格取得で得た知識は、自分の生活にも大いに活用することができるのもメリットでしょう。

40代女性におすすめしたい医療・介護系の資格

前述したように、40代女性がこれから目指せる資格には多くの種類があります。特に自分のやりたいことが決まっていなければ、何を目指そうか迷うことも多いかと思います。
そこでおすすめなのが、医療・介護系の資格です。医療・介護系は景気や社会情勢の影響を受けにくく、安定して働き続けやすいのが特徴です。
特に医療事務・介護事務の資格は、学歴や実務経験を問われないものが多く、40代女性がこれから新しいことにチャレンジする際におすすめできる理由に挙げられます。では、具体的な資格にはどのようなものかあるのか、詳しく見ていきましょう。

医療事務技能認定試験

医療事務技能認定試験は、合格することで医療事務に従事するにあたって必要な基本的な知識や算定ルールの知識を有していることを証明できる資格です。
受付や診療費の計算、カルテ管理など幅広い業務に従事するためスキルを養うことができます。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日)・インターネット試験は随時可

【受験料】
5,000円

【出題範囲】
実技試験:診療報酬明細書作成のための必要知識
学科試験:法規、保険請求事務、医学一般

【合格基準】
在宅試験:総得点の80%以上
インターネット:70%以上の得点

【合格率】
約85%

>医療事務技能認定試験について(JSMA 技能認定振興協会)

医療事務管理士®技能認定試験

医療事務管理士®は、日本で最初の「医療事務の資格」として、幅広く医療機関に認知された歴史のある資格です。取得することで医療保険制度や診療報酬の仕組みを理解し、正確に診療報酬を算定できる能力を有していることの証になります。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
在宅受験:毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日)・インターネット試験は随時可

【受験料】
7,500円

【出題範囲】
実技試験:診療報酬明細書作成のための必要知識
学科試験:法規、保険請求事務、医学一般

【合格基準】 在宅試験の場合
・実技試験:点検・作成問題ごとに約60%以上の得点をし、且つ3問の合計で約80%以上
・学科試験:約80点以上

インターネット試験の場合
・70%以上の得点

【合格率】
約50%

>医科 医療事務管理士®技能認定試験について(JSMA 技能認定振興協会)

ホスピタルコンシェルジュ®検定試験

ホスピタルコンシェルジュ®検定試験は、医療現場における接遇力と患者さんに対応できるレベルの医療保険制度や医療費に関する知識を有していることを証明する試験です。
ホスピタルコンシェルジュ®検定試験は1〜3級に分類されています。3級は学科試験のみ、1・2級は学科に加えて15分のロールプレイングによる実技試験が実施されます。
各級で習得できる内容や、受験するのに最適な実務経験数やレベルも異なるため、事前にチェックしておく必要があります。
各レベルの目安は以下のようになっています。

3級:専門学生や、実務経験1年ほどの方に最適な内容です。医療従事者としての通常業務の中でスムーズに対応するための技能を証明することができる内容です。
試験では患者さん対応の際、医療従事者として基本的な理解と知識があるかが問われます。

2級:実務経験3年程度、新入職員等の指導担当になる方に向けた内容です。通常業務だけでなく、イレギュラーの事例においても臨機応変に対応するための技能が証明されます。
試験では医療従事者として、実務における一般的な理解と知識があるかが問われます。

1級:管理職や中堅職員を指導する立場にある方に向けた内容です。クレームや特殊な場面においても、スムーズに対応するための技能が証明されます。
試験では医療従事者として、実務における十分な理解と高度な知識があるかが問われます。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
・3級
在宅受験:毎月第4土曜日翌日の日曜日

・2級(学科)
在宅受験:5月・9月・1月の第4土曜日翌日の日曜日
・2級(実技)
7月・11月・3月(※日程は、第4土曜日又はその翌日になります。)

・1級(学科)
在宅受験:6月・10月・1月の第4土曜日翌日(日曜日)
・1級(実技)
8月・12月・3月(※日程は、第4土曜日又はその翌日になります。)

【受験料】
3級:3,300円
2級(学科):4,400円
2級(実技):4,900円
1級(学科):6,500円
1級(実技):6,500円

【出題範囲】 ・学科試験
①医療機関における接遇:病院接遇の基本・応用、院内コミュニケーション、電話応対、医事担当者としての心構え、社会人としての一般常識等
②医療機関における基本知識・専門知識:医療保障制度、医療機関等の概要、医療関連法規、診療報酬等の知識、保険請求の知識、専門用語等の知識、医療機関におけるコンピュータの基本と活用、医療界の動向、原価管理等

・実技試験: 医療機関における接遇・マナー
2級①応用問題:2問 ②知識問題:2問
1級①応用応対:1問 ②知識問題:1問
接遇マナー、コミュニケーション技能、医療機関における知識・電話応対等
基本動作および場面に応じた接遇と専門知識

【合格基準】
・学科試験
①②の各分野で約60%以上の得点をし、且つ、合計で約80%以上の得点
①医療機関における接遇
②医療人としての一般常識・専門知識

・実技試験
①②の各分野で約50%以上の得点をし、且つ、合計で約70%以上の得点
①接遇・マナー
②説明の明確さ(含専門知識)

【合格率】
3級:約70%
2級:約50%
1級:約10%

>ホスピタルコンシェルジュ®について(JSMA 技能認定振興協会)

調剤事務管理士®技能認定試験

調剤事務管理士®技能認定試験は、合格すると薬に関する基礎知識、調剤報酬の知識や仕組みに対する理解度、調剤報酬の算定・作成・点検に関するスキルを有している証になります。
取得することで、調剤薬局事務として薬局などで活躍することができるでしょう。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
在宅受験:毎月(毎月第4土曜日翌日の日曜日)

【受験料】
6,500円

【出題範囲】
実技試験:診療報酬明細書作成のための必要知識
学科試験:法規(医療保険制度、調剤報酬の請求についての知識)、調剤薬局請求事務(調剤報酬点数の算定、調剤報酬明細書の作成、薬剤用語についての知識)

【合格基準】
実技試験:作成問題ごとに約60%以上の得点をし、且つ、2問の合計で約80%以上
学科試験:約80点以上
※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定します。

【合格率】
約60%

>調剤事務管理士®技能認定試験について(JSMA 技能認定振興協会)

医師事務作業補助者検定試験

医師事務作業補助者検定試験は、合格すると「ドクターズオフィスワークアシスト®」の称号が得られ、医師事務作業補助者としての知識とスキルを有していることの証になります。
医師事務作業補助者は、処方箋や診断書などの文書作成、カルテ入力など、本来医師が行う事務作業を医師の指示のもと代行して行う職種のことをいいます。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
在宅受験:奇数月の第4土曜日翌日(日曜日)

【受験料】
7,500円

【出題範囲】
医師の事務作業を補佐するために必要な知識 (医師事務作業補助者とは、医療関連法規、医療保険制度、介護保険制度の概要、個人情報保護、電子カルテシステム、医療機関の安全管理、院内感染予防、医学・薬の基本知識、診療録の記載事項・院内帳票・各種診断書・証明書・申請書作成等)

【合格基準】
学科試験と実技試験の各分野で約60%以上の得点をし、且つ、合計で約80%以上の得点
※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定します。総得点の約80%以上

【合格率】
約60%

>医師事務作業補助者検定試験について(JSMA 技能認定振興協会

介護事務管理士®技能認定試験

介護事務管理士®技能認定試験は、合格すると介護サービス事業所の受付や会計、レセプト業務などを担当する事務スタッフのスキルを有している証になります。
資格を取得すると、介護施設、デイサービス、訪問看護ステーションなどでの事務員として活躍することができます。

【受験資格】
特に制限なし

【日程】
在宅受験:毎月第4土曜日翌日の日曜日

【受験料】
5,500円

【出題範囲】
実技試験:介護給付費明細書を作成するために必要な知識。(居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービス)
学科試験:法規(介護保険制度、介護報酬の請求についての知識) 介護請求事務(介護給付費単位数の算定、介護給付費明細書の作成、介護用語についての知識)

【合格基準】
実技試験:約80%以上
学科試験:約80%以上
※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定します。
学科・実技ともに、60%以上の得点で、且つ全問題の得点合計が80%以上。

【合格率】
約70%

>介護事務管理士®技能認定試験(JSMA 技能認定振興協会)

医療事務・介護事務の仕事内容

最後に、40代女性におすすめできる、医療事務と介護事務の具体的な仕事内容について見ていきましょう。

【医療事務】
病院やクリニックなどの医療機関で、受付や会計・カルテの管理・診療報酬請求明細書(レセプト)作成・点検業務などがあります。
これらの業務を行いながら、患者さんの対応をし、医師や看護師を支えるのが医療事務の役割です。特にレセプト業務は、医療機関の収入に直結する重要な業務であり、より専門性が求められます。

【介護事務】
介護事務はデイサービス、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどで、主に事務作業や介護報酬請求業務を行います。
介護報酬請求業務は、介護保険サービスを提供している施設が、そのサービスに応じた料金を利用者と国に請求するものです。これは報酬を得るための重要な業務になります。
それ以外にも受付業務や来客対応、電話応対などの仕事を担います。

まとめ

40代女性が転職を成功させるために必要なこと、資格取得について解説しました。40代からの転職は厳しいといわれることがありますが、ポイントを絞ってしっかりと準備をしていけば、思うような転職をすることも十分に可能です。
これから転職を考えている40代女性の方はぜひ参考にしてみてください。