医療事務の志望動機の書き方|経験者・未経験者別の例文もご紹介!

2020.12.16 医療事務

医療事務は、ライフステージにあわせた働き方ができることから人気の職種です。医療業界経験者や未経験者、新卒などを問わず関心がある人も多いのではないでしょうか。この記事では、これから医療事務の求人に応募する人に向け、履歴書の志望動機の書き方を詳しく紹介しています。書くべき内容やポイント、例文などを紹介するため、参考にしてください。

医療事務に応募する前に|仕事の種類は?

医療事務を広義で捉えると、働く場所で、大まかに下記の3種類が挙げられます。それぞれについて紹介します。

病院・クリニックの医療事務

病院・クリニックの医療事務の主な業務は、患者さんの受付や治療費・診療報酬明細書(レセプト)の計算と作成、カルテ管理などです。幅広い分野の医療機関から需要があるのが特徴です。医療事務の資格を持っていると、医療事務の求人に採用されやすくなります。

歯科医院の医療事務

歯科医院の医療事務の主な業務は、受付および会計業務やレセプトの作成、事務作業などです。病院・クリニックの医療事務と異なり、自費治療が多いなど独自の診療報酬があるのが特徴です。歯科医師や歯科衛生士の指示のもと、器具の用意や片付けも行うなど、歯科助手の役割を担うこともあります。
働くために必要な資格はありませんが、資格を持っていると応募時に有利です。

医師のサポートを行う医師事務

上記2つとは少し種類が異なりますが、医師事務作業補助者という医師の事務作業をサポートする職種もあります。診断書や診療情報を書いた書類などの代行作成が主な業務です。電子カルテの代行入力や各種書類の整理なども行います。

医療事務の志望動機に書くべき内容

医療事務の志望動機に書くべき内容は、大きく分けると4つです。これらを軸に書いていくと内容がまとまりやすくなります。

医療事務を志望する理由

はじめに書くべき内容は医療事務を志望する理由です。ポイントは、なぜ他の業種でなく医療事務を目指すのかを書くことです。志望のきっかけばかりではなく、現在どのようなモチベーションを持って医療事務の仕事に就きたいのかを中心に書きましょう。

人と接するのが好きであることも好印象を持たれる内容です。ここから自然な流れでコミュニケーション能力が高いことや、協調性が高いことなどを説明するとよいでしょう。医療事務の経験がある場合や、他業種からの転職で接客や事務など医療事務で役立つ経験がある場合も、志望動機としてアピールできます。

応募先の医療機関を選んだ理由

なぜ応募先の医療機関を選んだのかを記載することも必要です。面接でもよく聞かれる内容であるため、医療機関のWebサイトなどで情報を集めましょう。医療機関の特徴をつかんだうえで書くと説得力が増し、熱意もアピールできます。

応募先の医療機関を選んだ理由としては、具体性と前向きな理由が大切です。

よくある失敗例は「通勤しやすいから」というもので、抽象的なうえに消極的な理由のため、あまり良い印象を与えない可能性があります。医療機関の理念やこだわり、設備など特徴を具体的にピックアップして、応募した理由として説明します。「働いている人や病院の雰囲気がよかった」「過去に通院して病気を治してもらった」なども説得力がある内容です。

目標やキャリアプラン

将来のキャリアプランに触れることも必要です。それによって、長期的な意欲・ビジョンを持っていることを知ってもらえます。また、成長する可能性が高い人材として評価されることが期待できます。

志望先の医療機関でどのような人材になりたいのかというポイントも書くべき内容です。転職の場合には、前職の経験を生かしたうえで目指したいポジションを説明するのもよいでしょう。医療事務が未経験の場合でも、達成したい目標やキャリアプラン実現に向けて努力していることを伝えましょう。

自分が医療機関に貢献できること

能力や資格を記載して、応募先の医療機関に貢献できる人材であることをアピールします。医療事務に関係した資格を持っている場合にはスキルの証明になるため書いておきます。医療事務と直接関係ないと思いがちですが、パソコンやビジネスマナーの資格やスキルも記載しておくと効果的です。

どの業務においてどのように貢献できるか、自分の強みや経験をどのように生かせるかを伝えます。そのためには、応募要項をよく読み、求められている人材や担当する業務内容にあわせることも必要です。自分を採用することで医療機関側が得られるメリットという観点で説明しましょう。

医療事務の志望動機を書くときのポイント

ここでは、より具体的に志望動機を書くときのポイントを、やってしまいやすい失敗を含めて紹介します。

履歴書・職務経歴書それぞれの目的を考える

履歴書は、応募者の学歴や資格などの基本情報を伝えるための書類です。一方、職務経歴書は実績や能力をアピールできる、履歴書よりも自由度の高い書類です。

履歴書
履歴書の記載スペースは限られています。必ず書かなければならない内容と、伝えるべき内容を網羅するようにします。正確な情報を記載しているか、誤字・脱字がないか、手書きの場合は字が丁寧で読みやすいかが重要です。志望動機と自己PRは具体的に記載しましょう。

職務経歴書
職務経歴書は、医療事務に役立つポイントが伝わる内容にします。「5年間従事していました」「3年目からリーダーとして勤務」など具体的な数字や実績を記載すると効果的です。ただし、羅列にならないように成長している過程を意識して書きましょう。

仕事内容や応募先の医療機関についてよく調べる

応募先の医療機関・仕事内容についてよく調べることは重要です。未経験の場合でも、できる限り仕事内容を把握しておきましょう。「医療事務に魅力を感じた」などあいまいな表現では熱意が伝わりません。たとえば同じ受付・会計業務でも、医療機関の規模によって仕事内容は違うため、応募先の医療機関を見学してみるのも1つの方法です。見学して得た情報を元に応募先の特徴に触れる内容を記載します。

オリジナルの内容にする

インターネットや本ではさまざまな例文が紹介されていますが、あくまでオリジナルの内容を作成しましょう。人事担当者は応募書類に目を通すのに慣れていることが多く、コピーすればすぐにわかってしまいます。書くべきポイントを押さえながら、求人情報や見学、知人から知り得た情報から情報を肉付けすることが必要です。たとえば実体験のエピソードを入れるとオリジナリティが出やすくなります。

書くべき内容の比重を考える

履歴書や職務経歴書は自己アピールのために使える書類ですが、応募先の医療機関がその人の情報や雇用するメリットを知るための書類でもあります。医療事務を目指すきっかけや「自宅から近い」「長く働ける」など自分のメリットばかりを書かないようにしましょう。応募先の立場に立って、書くべき内容の比重を考えることが重要です。

医療事務へ応募|志望動機の例文

ここでは、医療事務に応募する際の志望動機の例文を紹介します。オリジナルの内容を作成するための参考にしてください。

新卒の場合

高校生のころからプロフェッショナルとして働くことに憧れを抱いてきました。具体的に医療事務の仕事を志すようになったのは、部活動の先輩が医療機関で働き始めたのを知ったのがきっかけです。それ以前も事務職に就きたいと考えていたため、MOS資格を取得しています。また、医療関係で働くことを志望してからは、医療事務技能士の資格も取得しました。

貴院なら身に付けてきたスキルがレセプト作成や事務のスキルが生かせると考え、応募いたしました。

未経験の場合

私が医療事務に興味を持ったのは、母親が体調を崩し、病院に付き添う機会が多くなったからです。そこで親切に対応していただいた医療事務の方々の働く姿をみて、自分も同じ仕事をしたいと思うようになりました。貴院は地域包括ケアシステムとして、かかりつけ医の役割を重視しておられます。家族の病気に関わるようになり、その大切さを私も強く感じています。

医療事務は未経験ですが、携帯電話の販売スタッフとして3年間の就業経験があり、接客マナーや会計業務を学びました。貴院でもいち早く仕事を覚え、成長したいと思っております。

経験者の場合

受付・会計・レセプト作成・カルテ管理に関して4年間の医療事務経験があります。勤務3年目からリーダーとなり、後輩の指導を任せられるようになりました。現在は、さらなるスキルアップを図るため、医療事務管理士技能認定試験の勉強もしております。

人と接するのが大好きでコミュニケーション能力が高いと自負しております。明るい雰囲気の貴院に魅力を感じ、自分の経験を職場の人たちと分かち合いたいと考えて応募しました。

別の職種から転職する場合

これまで企業の一般事務として働いてきました。そのなかで、事務業務の経験を生かしつつ、もっと人と触れ合える仕事をしたいと考えたのが志望理由の1つです。市内で最大の総合病院である貴院なら、現在のスキルを生かしながら受付業務など自分が希望する仕事もできるのではないか考えています。

医療については勉強中ですが、今年の6月の合格を目指して医療事務の資格取得のための勉強を始めました。将来的には、地域医療に大きく貢献している貴院のスタッフの1人として、責任を担える人材になりたいと考えています。

まとめ

医療事務はライフステージにあわせた働き方ができることから人気の職種です。書き方のポイントを押さえて、応募先に好印象を持ってもらいやすい志望動機を作成しましょう。

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