産休・育休中の学び直しは可能?資格取得のメリットとおすすめを紹介

産休・育休中の学び直しは可能?資格取得のメリットとおすすめを紹介

2023.07.13 その他

【医療事務のパイオニアソラスト監修】産休・育休中に「学び直し」ができるか考えている人も多いのではないでしょうか?
産休・育休中では、これまでとは違って思うように勉強の時間がとれなかったり、育児に追われて日々を過ごしたりしてしまうことが当たり前になります。
その中で学び直しをするとなると、ある程度の覚悟が必要であることは間違いありません。
それでも、リスキリングやリカレント教育をすることで得られるものがあるのも事実です。

この記事では学び直しについて、学び直しによるメリットや、おすすめの資格について紹介していきます。

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学び直しとは?

学び直しとは、学校を卒業して社会人となってから、新しい分野について習得したり、自分の知識やスキルをさらに向上させるために勉強したりすることをいいます。

「人生100年時代」とも言われる現代です。
いつでも自分自身のアップデートができるよう、国も学び直しに関する制度や情報を積極的に提供しています。

学び直しは大きく分けてふたつあります。

ひとつは新しい環境に対応したり、現在の仕事で必要なスキルアップを目指したりする「リスキリング」。

もうひとつは、社会人になってからも再び学びや教育を受け、そこで得た知識やスキルを仕事に活かすことをループさせ自身の能力を伸ばし続ける「リカレント教育」です。

産休・育休中の学び直しって可能?実現に必要な課題

産休・育休の間に学び直しをしたいと思っている人は多いですよね。しかしそれが実際に可能なのか不安を感じる人も少なくないでしょう。

ここからは産休・育休中の間に学び直しの実現に必要な課題を挙げていきます。

時間の確保

勉強時間の確保は自分の努力だけではどうにもならないことが多いでしょう。いちばん難しい課題であり、家族の協力が必要不可欠です。

自分にあったスキルや資格を探す

「このスキルを習得したい!」「こんな資格が必要だ!」という思いはもちろん、モチベーションを保ったまま産休・育児中でも無理のない範囲で学習できるのか(難しすぎないか)を考えます。
自分のやりたいことやライフスタイルに合ったスキルや資格を探しましょう

また、そのスキルや資格を習得、取得した後にどのように活用できるのかなど将来のキャリアプランも考えながら選ぶのがおすすめです

今話題のリスキリングとは

リスキリングとは英語の「Reskilling」のことで、「スキルの学び直し」や「新しいスキルを学び、自分のキャリアアップにつなげること」を意味します。

近年は、産休・育休中のリスキリングが特に注目されています。

産休・育休中は育児に集中したいという声がある一方で、育休明けの職場復帰や新しい環境で働くためにリスキリングに挑戦する人もたくさんいます。

国の制度や支援がまだ不十分である現段階では、どのように学んでいくかスキルの習得方法を工夫していく必要があるでしょう。

学び直しがしたいママ必見!新たに取得するのにおすすめな資格7選

ここからは、育児をしながら学び直しがしたいママ必見の、新たに取得するのにおすすめの資格を7つご紹介します!

医療事務

医療事務は、クリニックや病院などの医療機関で事務作業全般を行う職種です。

医療機関は人々が暮らす場所に多くあるため、自宅や保育園からなど自分がアクセスしやすい場所で職場を見つけやすく、ママたちからも人気があります。

医療事務の仕事は大きく4つに分かれていて、患者さんと接する業務から、専門知識を使った会計やレセプト業務などのさまざまなタスクを行います。

あわせて読みたい記事:医療事務とは?仕事内容や給料、メリット・デメリットについて徹底解説

介護事務

介護事務は、老人ホームや訪問介護ステーションなど介護サービスを提供する事業所などで事務作業をする職種です。

医療事務と同じく利用者さんの家族と接する窓口業務から、専門知識を使ってレセプトを作成するなど、幅広いスキルが求められます。

高齢者が増え続ける日本において、介護に携わる人材は非常に需要が高く、将来性の高い職種と考えられています。

あわせて読みたい記事:介護事務の仕事内容や1日のスケジュールを解説!給料や必要なスキルも紹介

調剤薬局事務

調剤薬局事務は、保険薬局の窓口での受付や会計などの患者さんの対応が主な仕事です。

薬剤師ではないので薬の調合は行いませんが、薬や保険についての専門知識が必要になります。
調剤薬局事務も今後も需要がある仕事とされていて目指しやすい資格です。

あわせて読みたい記事:調剤薬局事務ってどんな仕事?必要な資格や仕事内容を徹底解説

ファイナンシャル・プランナー(FP)

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、マネープランの設計や適切なお金の使い方、貯蓄の仕方などをアドバイスする仕事です。民間資格だけでなく、「ファイナンシャル・プランニング技能士」という国家資格をとることもできます。

お金に関する知識を幅広く身に付けられるので、特定の業種に縛られずさまざまな業界で活躍できます。また、自分の生活にもマネープランを反映させられるのがメリットです。

TOEIC®

TOEIC®️は資格ではありませんが、英語のコミュニケーション能力を幅広く判断する試験として認知度が高い試験です。仕事において英語スキルを評価する重要な基準として認識されています。

自身の英語力を強調するために、履歴書などの資格欄にTOEIC®️のスコアを掲載することも可能です。就職活動のために受験した人も多いのではないでしょうか。

グローバル化が進む現在では、どのような職場であっても英語のスキルがある人材は評価されます。
主婦の方でも勉強しやすく、気軽に受験できる試験です。勉強して損はありません。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Web制作の実践的な知識と技術を評価する資格です。HTMLなどのコーディング能力、Webデザインなどの知識を問われます。
この資格は、Web制作業界での採用やスキルアップのための資格として幅広く認知されています。

パソコンがあれば好きな時間に好きな場所でできる仕事が多いので、子育て中の人でも両立しやすいのがメリットです

Webライティング能力検定

Webライティング能力検定は、SEO施策などを学び、インターネット上で信頼性の高い文章を書くのに役立つ資格です。

ホームページやブログのライターからSEOライティングというような専門性の高い仕事まで幅広い仕事で活用できるスキルになります。

こちらも場所や時間を選ばないことが多いので、ママたちが空き時間を利用しながら活躍しています。

学び直しで得られるメリットは?

ここからは学び直しで得られるメリットをご紹介します。

資格をとることでスキルアップが可能

学び直しのいちばんのメリットはスキルアップできることです。

小さな子どもがいることは、キャリアにとってデメリットになりがちですが、プラスアルファのスキルを持つことで自分の価値を向上できます。
また、ライフスタイルに合わせて新しい職場へのキャリアチェンジもしやすくなります。

新しい知識を手に入れてモチベーションアップに

学び直しによって新しい知識を手に入れることで不安を軽減できます。
ブランクがあっても自信を持って仕事へ復帰できますし、モチベーションもアップします。

外にも目を向けることで育児中の孤独が紛れる

育児以外のことに集中すると、育児中の孤独を紛らわせられます。
育児中はたくさんの悩みがあり、誰にも相談できずに孤独になってしまうママたちも少なくありません。

学び直しで時間を有意義に使うことで、気分転換にもなるでしょう。

まとめ:楽しく育児をするためにも自分がやりたいことに挑戦できる環境をつくろう

産休・育休中の学び直しはキャリアアップのために必要なことです。

自分が将来やりたいこと、できるようになりたいことに挑戦しながら楽しく育児をするためにもリスキリングに挑戦してみませんか?

とはいえ、育児で手一杯で資格を取得する時間もないし何から始めたら良いのか分からない人も多いかと思います。

ソラストでは、そんな時にぴったりの「現場から生まれた医療業界『はじめの一歩』」という初学者向けの教材も用意しております。

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