事務職におすすめの資格13選!資格取得でキャリアアップを目指そう

事務職におすすめの資格13選!資格取得でキャリアアップを目指そう

2023.08.16 その他

【医療事務のパイオニアソラスト監修】就業するにあたって資格が必須ではない事務職において、資格取得とは自己成長とキャリアアップの強力なツールです。
ただし、人気の事務職においては資格の有無が採用に大きく関係することもあり、どの職場を選ぶかによって取るべき資格が変わってきます。
また働いている職場でのキャリアアップや転職を目指しているなら、仕事に使える資格を取得することで知識を深めたり、新たに学ぶことで自身のスキルアップにもつながるためおすすめです。

ひとえに事務職と言っても、仕事の数だけ事務の仕事も違います。この記事ではそれぞれのフィールドにあった事務職におすすめの資格を紹介していきます。

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事務職とは?どの企業にも欠かせないサポート役

事務職とは、オフィスワークの中で最も基本的な仕事になり、必要不可欠な存在です。

書類の作成や処理、データ入力、電話や来客対応などの業務全般をこなすのが事務職の仕事。

事務の仕事はどの企業にも欠かせないサポートという位置づけで、常に誰かのサポートをする役割を果たします。

一般事務の主な仕事内容

一般的な事務の仕事は次の通りです。

仕事内容
書類作成顧客や社内関係部署とのやり取りに必要な書類を作成する仕事。Wordを使うことが多い。
ファイリング紙で残す必要がある書類を分類して分かりやすく保管しておく仕事。
データ入力受注・請求情報や顧客情報などさまざまなデータを入力する仕事。Excelや、会社独自のソフトを使うことが多い。
郵便物の仕分・発送会社に届いた郵便物の仕分けをして担当者に届けたり、発送したい郵便物を郵便局に持っていく仕事。
備品管理・発注社内の備品を管理し、少なくなれば発注する仕事。
電話・メール・来客対応社内外からの電話やメールを受け、担当者に取り次ぐ。来客の場合は、応接室に案内して飲み物を用意したりする仕事。
その他それぞれの会社によって異なる独自の仕事。

事務職にも種類がいろいろ!事務の種類と職場の例

ひと言で事務職といっても種類はさまざまです。

働く職場によって事務の種類も変わるので、ここではどのような事務の仕事が存在してどのような職場に就けるのかを紹介します。

事務の種類働く場所
一般事務・OA事務基本的な事務仕事を募集している会社の事務全般。
営業事務営業部門のある企業など。
人事事務・労務事務人事部、総務部、労務部。全てが独立している企業もあれば、まとめて組織が形成されている会社もある。
経理事務会計事務所や経理部門のある企業など。
総務事務一般企業、公共機関、教育機関、総務課のある企業など。
法務事務法律事務所、大企業、外資系企業など。
貿易事務貿易会社、物流関連企業、製造業など。
秘書企業や病院(社長秘書、医療秘書)など。
学校事務学校(小・中・高・大学)など。
医療事務・歯科事務病院、クリニック、デンタルクリニックなど。
介護事務病院、クリニック、訪問介護事業所、介護施設など
調剤薬局事務薬局、調剤薬局を併設したドラッグストアなど。

詳しくはこちらの「事務の仕事内容やカテゴリーを紹介!職場によって変わる事務職の魅力」を読んでみてくださいね!

事務職におすすめの資格13選を紹介!それぞれの事務職にあった資格を探そう

これから就職・転職を目指す上で、どのような事務の仕事に就きたいかを考え、それぞれにあった事務職の資格取得を目指しましょう。

事務職におすすめの資格13選を合格率や概要とともに紹介します。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とは、ExcelやWordなどのOfficeソフトの操作スキルを証明する資格です。

実施基準が世界約200ヵ国において同一のものなので、日本だけでなく海外でもスキルを証明することができる国際資格になります

ITパスポート

ITパスポートとは、ITを活用するすべての社会人が備えておくべきITに関する基礎知識が証明できる国家資格です。

ITパスポートで身につく知識は、ExcelやWordなどの基本的なパソコン操作だけでなく、業種を問わず社会人としての必要な情報技術に関する基礎知識です。

日商PC検定

日商PC検定とは、日本商工会議所が実施するパソコンの検定試験です。

ExcelやWord、PowerPointの操作スキルや、ビジネスの現場で遭遇しそうな実務に則した内容が問われます。

MOSやITパスポートほど知名度は高くないですが、国が認める公的資格であり、信用度の高い資格のひとつです。

日商簿記

会社のお金の流れを帳簿に記録するためのルールが「簿記」です。

簿記を理解していると、企業や経済、ひいては社会をみる眼を養うことができるため、日本の企業の中には新入社員に「日商簿記検定3級合格」を必須としている企業もあります。

また、昇進昇格の要件に関係している企業もあるため、ぜひとも取得してほしい資格です。

秘書検定

秘書検定とは、秘書に求められる知識・技能について問われる検定です。

試験に合格すると、秘書としての知識のみならずビジネスマナーや社会人としての欠かせない一般常識などが身についていることも証明できます。

文書情報管理士

文書情報管理士とは、文書管理のエキスパートであることを示す資格です。

文書のほとんどがデジタル化されている時代になり、書類の電子化や個人情報の保護など、文書管理の重要性が求められています。

文書情報管理士は、文書類や帳票類などの紙情報をスキャンなどしてコンピュータ上で見られるようにしたり、大量の書類を電子情報として長期的に保存したりする方法を理解するために作られた資格です。

ビジネス文書検定

ビジネスシーンで常識とされている表現や文章マナーを理解するための検定です。

ビジネス文書の書き方の基本や、重要な表現や慣用句、定型文などの必要な知識や技能があることを証明できるので、就職の際には高く評価されるでしょう。

TOEIC

TOEICとは、英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準です。

テスト結果は合否ではなくスコア(点数)で評価され、世界160ヵ国で実施されています。

資格ではありませんが、履歴書でアピールできる目安が600点以上といわれていて、英語を使う仕事なら700点以上を目指すとよいでしょう。

社会保険労務士

社会保険労務士とは、企業の労働・社会保険に関する書類の作成や手続き、人事・労務管理に関するコンサルティング業務を担う仕事です。

社会保険労務士になるためには、必ず必要になる資格です。

貿易実務検定

貿易実務検定とは、「貿易」に関わる能力や知識がどの程度のレベルにあるのかを測る検定です。

海外を相手にする貿易実務は、営業関係・手続き関連・財務金融関連と、様々な仕事があります。

医科 医療事務管理士®️

医科 医療事務管理士®️とは、医療に関する基礎知識に加え、保険制度に関する知識、医療費の算定・請求に関する知識が問われる資格です。

資格や経験がなくても転職しやすいと言われる医療事務ですが、医療保険制度や診療報酬の仕組みなどの専門知識が求められます。

そのスキルの証明となる資格のひとつが「医科医療事務管理士®️」です。

介護事務管理士®️

介護事務管理士®️とは、介護施設などで介護報酬請求に必要なスキルを証明できる資格です。1965年、日本で初めて医療事務の資格試験を始めた技能認定振興協会(JSMA)が主催しています。

利用者さまに対する接遇力はもちろん、正確な介護報酬を算定する知識とスキルの証です。

介護サービス事業所において、介護に要する費用の請求をしたりケアマネジャーの業務をサポートできます。

調剤事務管理士®️

調剤事務管理士®️とは、保険調剤薬局において処方箋の受付や会計、保険請求のレセプト作成といった事務全般を担う仕事で、「JSMA技能認定協会」が認定する資格です。

資格を保有していなくても調剤薬局で事務スタッフとして働くことは可能ですが、資格を保有しているとスキルの証明になり、就職時に有利に働きます。

事務職に強い!ソラストの教材で資格取得を目指そう

ソラストの教材では、特に医療事務や介護事務職の方に向けて基礎からしっかりと学べるよう力を入れています。

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まとめ:幅広く活躍できる事務職の資格取得を検討しよう

事務職とは、まさに縁の下の力持ち。華々しさはないですが陰でしっかりと会社を支える重要な役割です。

専門的なスキルを求められる事務職もたくさんあり、会社にはなくてはならない存在でもあります。

自分にあった職場を見つけ、幅広く活躍できる事務職を目指しましょう!