2023.07.10 その他
【医療事務のパイオニアソラスト監修】転職はどの年代でも1度は考えることではないでしょうか？
転職理由は年代によって多少変わってはきますが、スキルアップや現状の不満などがあげられます。
特に40代の転職は難しいと思われがちですが、転職する職種や持っているスキル・前職のポジションなどによっては未経験者でも転職を成功させられるため、転職を考える人も多い年代です。
業種によってはマネージャーや管理職などの経験も有利に働くため、20代・30代よりも長く培った経験を前面にだして転職活動をしていきましょう。
この記事では40代の転職事情を詳しく解説していきます。
「40代での転職は求人の数が少なそう……。」
「どの企業も若い人を求めているんじゃないか……。」
など、40代での転職はとても難しいと考えている人が多いのではないでしょうか。
実際のところ、若い世代と比べると40代以上の求人数は少なく、特に未経験者歓迎の求人で絞るとかなり少ないといえます。
とはいえ、40代での転職は不可能なのか、実際の転職市場で40代の転職入職率を見てみましょう。
下の表は、厚生労働省による年齢別の転職入職率の調査です。
男性の転職離職率は、下がり幅に変化はあるものの20代前半から50歳前半あたりまでは年齢を重ねるごとに下降していきます。
対して女性の転職入職率は、20〜24歳以下と 60〜64 歳以上を除いた各年齢階級で男性より高い傾向にあります。
これは、女性の結婚や出産などのライフスタイルの変化が影響しているということが顕著にでているのではないでしょうか。子育てがひと段落し40代頃からまたしっかりと働きたいと考える女性は多いです。
そして、そんな人材を求めている企業も一定数あるということがこの調査でわかります。
即戦力の人材を探している企業であれば、若手よりもよりも経験やスキルが豊富な40代以上の年代の方が求められやすくなる傾向があり、また介護業界など人手不足の業界であれば、未経験でも採用される可能性は高くなります。
40代で転職を考えている人は、今の職場に不満や不安がある人が多い傾向にあります。
●職場での人間関係に悩んでいる方
●残業や休日出勤などの労働条件が合わないと感じている方
●仕事内容に見合った給与がもらえていないと感じている方
さまざまな要因で転職を考えている人がいると思います。
中には、不満だけでなくキャリアアップや新しいことに挑戦したいと転職を目指す人もいますが、若い世代に比べるとそういった人は少数派なのが現実ではないでしょうか。
40代で転職をしようとする場合、採用する企業も年齢相応の資格やスキルを求めています。
未経験・資格なしの人材だと、40代より若い世代の方が企業も採用したくなるはずです。
しかし前職のポジションや仕事内容によっては、無資格・未経験でも採用されることはあるでしょう。
とはいえ、狭き門であることには違いないので、できる限りスキルを身に付け資格取得しておくことをおすすめします。
慢性的に人手不足の状態にある職種を選ぶと、未経験でも採用されやすくなります。
例えば介護職は、人手不足な上に利用者とのコミュニケーション能力が問われる仕事です。
もし前職が営業職であれば、コミュニケーション能力が高いと評価されて採用されやすくなるかもしれません。
また営業職にチャレンジする場合、商品を販売する訴求力は若手の新人よりも40代以上の方が説得力があるという理由から、採用される可能性も高くなる傾向にあります。
40代での転職というと、デメリットばかりがクローズアップされがちですが、もちろんメリットもあります。40代だからこそ、20代や30代にはない経験や人間性の魅力も備わっている人も多いはずです。
40代での転職のメリット・デメリットを解説していきます。
前職や今までに培ってきた経験を活かし、さらにスキルアップができるような転職であれば年収アップも見込めます。
業種が異なっていても、職種が同じであれば前職のスキルを大きく活かすことができ、即戦力で働くことも可能です。
40代での転職は、自分を大きく成長させるチャンスでもあります。
これからの人生のキャリアプランを考えて明確な目標を持ち、新しい環境に身を置くことで自身の成長に繋がっていきます。
20代や30代の人とは違い、今までの経験やキャリア次第では新しい職場で即戦力として活躍することも可能になります。
企業が求めている人材と自分の経験やスキルがマッチすれば、40代の自分だからこそできる仕事が見つかるはずです。
新しい環境に身を置くことは、自身の成長に繋がります。
しかし、全く未経験の職種への転職の場合は、ある程度の年収のダウンは覚悟しておかなければなりません。
20代や30代の人たちと比べると、求人の数が圧倒的に少ないのが現実です。
数少ない中から自分のキャリアにあった求人を選ばなくてはならないので、必然的に転職が難しくなってきます。
40代の転職を成功させるポイントとして、業種・職種選びも重要です。
未経験でも働きながら学んでいける仕事や、前職の経験を活かしてキャリアアップを図れる仕事には以下のようなものがあります。
ソラストでは、40代の転職を応援しています！
未経験からでも介護職や医療事務業界にスムーズに入れるよう、資格取得に向けた教材を揃えております。医療事務や介護事務として活躍できる資格に対応したさまざまな教材があるので、ぜひチャレンジしてみてください。
あわせて読みたい記事：40代主婦の仕事復帰におすすめの資格は？再就職やスキルアップに役立てよう
転職活動の時に「業種」や「職種」という言葉がよく使われます。
両者の違いを明確にしておきましょう。
「業種」とは、事業の種類のことで、その企業が携わっている分野のことを指します。
例えば、「金融業」「製造業」「サービス業」などがこの業種にあたります。
一方「職種」とは、実際にする仕事内容のこと。
例えば、「営業職」「経理職」「人事職」「開発職」などがあります。
自分が今まで、どの業種の企業でどのような職種で働いていたかを考えて転職に役立てるようにしましょう。
転職先の見つけ方もさまざまです。
ハローワークや求人サイト、転職サイト、転職エージェント等転職先の探し方も自分にあったものを選ぶとよいでしょう。
中には今まで仕事をして培ってきた人脈で、人に紹介してもらって転職先を探すという人もいるかもしれません。
一般的にはどのような転職先の見つけ方があるのかをご紹介します。
まずは求人サイトです。幅広い企業が求人サイトで人材募集をするので、幅広く多くの求人を見ることができます。
また、求人サイトよりは絞られた転職先が見つけられるのが転職サイトです。転職に特化したサイトで、40代向けの求人を中心に掲載しているサイトもあります。
このような転職サイトを利用すれば、応募できる求人を見つけやすいでしょう。
医療・介護福祉・保育業界での就職や転職を考える方はソラストの求人サイト「ソラジョブ」がおすすめです！
より効率的に転職先を探すためには、転職エージェントを活用することもおすすめです。
転職エージェントは、転職に関する豊富な経験やノウハウを有する転職のプロ。
求人探しや企業とのやり取りなど、転職活動に関するさまざまな作業の代行を行ってくれるので、自分で探してアプローチする求人・転職サイトよりも対面式で手厚いサポートを受けられます。
まずはじめに、40代での転職は簡単ではないことを頭に入れておきましょう。
実際に転職を考える前に、必ずしておきたいことをここではご説明します。
そもそも本当に転職するべきか、自己分析をしっかりします。
「転職したいと考える理由は何か。」
「今の職場で仕事を続けることが困難であるという原因を、転職せずに解決することはできないのか。」
これらのことをしっかりと自己分析した上で、転職そのものが必要かを考えましょう。
自己分析を行った結果、やはり転職をするという結論に達した場合は、転職に向けての自分のキャリアプランをしっかりと練りましょう。
キャリアプランとは、これからの人生でどのような仕事をしていきたいかを計画することです。
今後やりたいことや理想の働き方を目標として設定し、それを達成するためにどのような形で転職をするかをしっかりと計画しておく必要があります。
キャリアプランを練ることができたら、次に資格を取得して転職の下準備をはじめます。
いままで培ってきたスキルに加えてそれを証明する資格があると、自分をアピールする大きな武器になります。
また、未経験で新たな職種にチャレンジする場合は、資格があるのと無いのとでは天と地ほどの差があると言っても過言ではありません。
40代からの転職は簡単ではありませんが、しっかりとした自己分析と事前準備で成功させることができます。
まずは転職すべきかしっかりと見極めた上で、自分のキャリアを最大限に活かした職探しをしましょう。
経験がない職種の転職に不安がある人もいると思います。
未経験でも大丈夫です。ソラストは未経験で働く人を応援しています。
一緒に医療系・介護系の資格の勉強をしながら新たな人生の一歩を踏み出してみませんか。
