医療事務の資格の取り方!取得までの流れや勉強方法を解説
2023.07.13 医療事務
【医療事務のパイオニアソラスト監修】医療事務で働き始めて知識やスキルの少なさに課題を感じている人や、医療事務が未経験・無資格で働けるのか不安を感じている人はいませんか?
今回は、医療事務の資格を取りたいと考えている人や、必要なのかなと悩んでいる人のために、医療事務資格の取得方法や、勉強方法、おすすめの資格までを徹底解説します。
医療事務の資格の取り方や必要性について疑問がある人はこの記事を読めばすっきり解決しますよ!
医療事務の資格の取り方!取得方法の手順を解説
現代社会の高齢化とともに、医療事務の仕事は医療の現場を支える裏方として、ますます需要が増しています。
医療事務は無資格・未経験でも働けますが、忙しい病院やクリニックでは、「学ぶ時間が足りない」、「新人に教える時間がない」などといった問題があります。
そんな多忙な職場では、専門的な知識とスキルを持つ人材が即戦力として求められることもしばしばです。実際に働いてみて、分からないことだらけで自信をなくす人も多くいます。
そのため、医療事務の資格をとることで医療機関が求める存在に近づける場合もあるでしょう。
難易度はそれぞれですが、家事や仕事の休憩時間などすきま時間で勉強することで取得できる資格は多くあります。
医療現場で働く自信をつけるためにも、資格取得を目指しましょう!
ここからは医療事務の資格の取り方について取得方法の手順を解説していきます。
STEP①取得する資格を決める
まずは取得する資格を決めましょう。医療事務の資格はたくさんあるので、どんな目的で取得したいのかをはっきりさせておくことで選びやすくなるでしょう。
資格選びのポイントをいくつかまとめてみました。
- ● 自分が取りたい資格、興味がある資格
- ● 受験者が多く認知度が高い資格
- ● 苦手な業務を克服できる資格
- ● 職場で資格手当が出る資格
- ● 就職で有利になる資格
- ● 難易度が低い資格
時間に余裕がある人、目的がはっきりしている人は、複数の資格を組み合わせてとることも有効です。
「医療事務資格のおすすめ8選!難易度をランキング形式で紹介」の記事で、医療事務におすすめの資格を厳選して紹介しています。自分の状況に合わせて公式ホームページなどを見てじっくり選んでみてください。
STEP②申込みをする
受験する資格が決まったら、受験要項などを取り寄せ、受験資格があるかどうか確認した上で申込みをします。この段階でいつ受験するか(試験日)も決めます。
郵送で受付しているものもあればインターネットでできるものもありますが、設定された申し込み期間のうちに時間に余裕を持って申込むようにしましょう。
STEP③受験費用を支払う
次に受験費用を支払います。
クレジットカード支払いと、コンビニ支払いの場合が多いようです。
詳細は、各資格のホームページや受験要項などをしっかりと確認しましょう。
STEP④合格に向け勉強する
合格に向けて勉強を始めます。試験内容に合わせた対策が必要です。
試験日から逆算して勉強計画を立てるのがおすすめです。
まずは知識のインプットをした後、過去問を解くなどして知識のアウトプットをしましょう。過去問を解く時は、時間配分などにも気をつけ、本番と同じように練習しておくと安心です。
STEP⑤受験する(在宅または会場試験)
いよいよ受験です。
忘れ物などがないように受験票や筆記用具など持ち物の確認は前日までにしっかり行い、万全の体制で臨みましょう。
資格によって、会場試験やインターネット受験、在宅受験などさまざまな受験方法があります。
在宅受験の場合は解答用紙や問題用紙を返送する必要があるので、返送期限内に返送するようにしましょう。
STEP⑥合格発表
合格発表は、受験後1ヶ月程度してから郵送で合格証と共に通知が届いたり、インターネット上で発表されたりします。
合格証や認定証は就職や転職活動の時に必要になるため、大切に保管しておくようにしましょう。
医療事務資格に合格するための勉強方法
医療事務の資格に合格するためには、独学・通学・通信の方法があります。
例えば、通学+通信のように複数の方法を組み合わせたスタイルも可能です。
自分のライフスタイルに合った勉強方法を考えてみましょう。
それぞれの特徴についてまとめてみました。
勉強方法 | メリット | デメリット |
---|
独学 | ・コストを抑えられる ・自分のペースで進められる | ・計画的に進められない ・すぐに質問できない |
通学 | ・対面で緊張感がある ・いつでも質問できる ・仲間と切磋琢磨できる ・効率の良いカリキュラムがある | ・コストがかかる ・通学時間がかかる ・時間の拘束がある |
通信 | ・いつでも好きな場所で進められる ・質問ができる ・効率の良いカリキュラムがある | ・コストがかかる ・勉強のリズムが整わない |
医療事務の資格の必要性について
医療事務の仕事は、資格がなくても未経験でもチャレンジできる仕事です。
その一方で、その仕事内容は多岐に渡り、専門性が高く責任も大きいです。
実際に無資格・未経験で働いてみると、先輩から「こんなことも知らないの?」とチクリと言われることも少なくないようです。
資格を取得しておけば、経験はなくても最低限の基礎知識をつけて仕事をはじめることになります。そのため、スムーズに取り組めますし、自信を持って業務に携われるようになりますよ。
さらに、資格手当がもらえたり、スキルアップや転職もしやすくなったりするなど、資格取得のメリットはたくさんあるので、資格を取得することをおすすめします!
おすすめの医療事務の資格
ここからはおすすめの医療事務の資格をご紹介します。
医療事務技能認定試験
医療事務技能認定試験は医療事務に関する基礎を固めたい人におすすめの資格です。
医療保険制度や診療報酬請求の幅広い知識と基礎力があることを証明できます。
難易度も低いので初心者でも挑戦しやすい資格です。
この資格を取りたい方は医療事務講座 スタンダードコース(教材)での学びがおすすめです。
医科 医療事務管理士®️
医科 医療事務管理士®️の認定試験は、特許庁より商標登録が認められた「医療事務管理士」の称号を得たい人におすすめの資格です。医療保険制度や仕組みに精通し、正確に診療報酬算定とレセプト点検ができるワンランク上の資格です。
この資格を取りたい方は、医療事務講座 マスターコース(教材)での学びがおすすめです。
2週間で受付に立てる!医療事務の入門講座「はじめの一歩」
医療事務にはなんとなく興味があるけれど、資格を取得する時間もないし何から始めたら良いのか分からない人も多いかと思います。
ソラストでは、そんな時にぴったりの「現場から生まれた医療業界『はじめの一歩』」という初学者向けの教材もあります!
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- 資格は必須じゃないけれど医療事務の知識は身につけておきたい
- 医療事務で働いてみたら知識がなさすぎて苦労している
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1日5分〜すきま時間で勉強できて、最短2週間で受付に立てるようになりますよ。
資格ではありませんが、修了すると技能認定振興協会(JSMA)の「認定証」がもらえます。
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まとめ:医療事務の資格を取得してキャリアアップしよう
医療事務の資格取得には、医療業界で働く上でたくさんのメリットがあります。取得して損はありません。自分のキャリアアップのために資格を取得して、医療機関で即戦力として働ける人材を目指しましょう!