医療事務の資格とは?取得方法や資格の種類について徹底解説

2022.12.22 医療事務

これから医療事務を目指している人のなかには、資格取得を考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、医療事務の資格には多くの種類があり、どれを目指せばよいのか迷うこともあるでしょう。そこでこの記事では、医療事務についての概要と資格取得の方法や種類などについて詳しく解説します。

医療事務とは

医療事務は、病院やクリニックをはじめとする医療機関で、主に事務的な仕事を担う専門職のことを指します。受付窓口で患者さんやそのご家族の対応も行うため、事務処理能力だけでなく、接遇スキルやマナーなども求められる仕事です。年齢や経験を問わず挑戦できることや、比較的安定していることなどから、とくに女性から人気の職業といえます。

医療事務ってどんな仕事をするの?

医療事務はどのような仕事を担うのでしょうか。具体的な仕事内容について見ていきましょう。

受付・会計業務

医療事務の仕事として、多くの人がイメージしやすいのが「受付・会計業務」ではないでしょうか。受付では、患者さんから保険証や診察券を受け取ったり、問診票の記入をお願いしたり、院内の案内を行ったりします。はじめて来院された患者さんに対しては診察券を発行したり、カルテを作成したりすることも医療事務の仕事です。
会計は患者さんから診療費を受け取る業務で、患者さんがその日に受けた診療内容、加入保険、診療報酬点数などから金額を計算して、必要な額を提示します。最近ではコンピュータで自動的に計算されることが多いですが、間違っていないかのチェックは必ず行います。
また、窓口では患者さんから相談を受けたり、電話応対をしたりすることも多く、臨機応変な対応をしなければなりません。医療機関の顔として自覚を持ち、患者さんに安心感や信頼感を与えられるような対応が医療事務には求められるのです。

レセプト業務

医療事務業務のなかでも専門性が最も発揮される仕事が、診療報酬を請求するレセプト業務です。通常、患者さんは医療機関で診療を受ける際、保険証を提出し、かかった診療費の一部だけを支払います。
残りの診療費は、患者さんの保険証を交付している保険組合が医療機関に支払う仕組みになっており、医療機関はその残りの費用を請求する必要があります。請求先は国民健康保険組合などになりますが、請求するにはレセプトと呼ばれる診療報酬明細書の提出が必要です。このレセプトを作成・点検し、決められた期限までに支払機関に提出するのがレセプト業務です。
このレセプト業務は、医療機関が収入を得るためには欠かせない業務であるため、医療事務の業務のなかで最も重要な業務といえるでしょう。
レセプト業務は毎月行われ、当月分のレセプトは翌月10日までに請求する必要があるため、月末から月初にかけて忙しくなるのが特徴です。

クラーク業務

クラークとは「事務員」という意味がありますが、わかりやすくいうと、外来や病棟などで秘書のような役割を担う仕事です。医療事務のクラーク業務は、「外来クラーク」と「病棟クラーク」の2つに大別されます。外来クラークは外来の受付、電話応対、案内、診療準備などが主な仕事で、患者さんと医療スタッフとの橋渡しのような役割を果たすのが特徴です。
病棟クラークは、入退院手続き、面会者の対応、カルテ管理などが主な仕事で、病棟でサポート的な役割を担います。

医療事務の活躍する場所

医療事務として活躍する場所は、主に病院やクリニックなどの医療機関ですが、具体的にはどのような就職先があるのでしょうか。主な就職先の特徴について見ていきましょう。

病院

病院は、病気や怪我を抱えた人に対して医療を提供する施設のうち、20床以上の病床数を有している医療施設のことを指します。基本的に病院は、診療所と比べて施設の規模が大きく、スタッフ数、患者数ともに多いのが特徴です。多くの診療科を有していたり、設備が整っていたりして、高度で先進的な医療行為を受けることができます。 大規模な病院や診療科目の多い病院は、一日の来院患者数が多く、多忙な傾向があります。しかし、その分医療事務の在籍人数も多いため、仕事を分担して行います。受付、レセプト、クラークと業務ごとに分業していたり、診療科目ごとに専属の医療事務が配置されていたりする病院が多いでしょう。

クリニック

クリニックは、病床数が19床以下の医療機関のことを指し、診療所とも呼ばれています。基本的に病院と比較すると、施設の規模が小さく、患者数やスタッフ数は少ないことがほとんどです。そのため、比較的症状の軽い人や、高度な医療行為を必要としない人が気軽に受診できる「地域のかかりつけ医」としての役割が主となります。
一般的に〇〇整形外科、△△皮膚科、××歯科と呼ばれる医療機関がクリニックに相当します。 クリニックの場合、病院と比べると一日の患者数も少ないため、医療事務の人数も多くないことがほとんどです。そのため、医療事務業務の全般を担う必要があるため、幅広いスキルを身につけることができるでしょう。

保険薬局

医師から処方された薬を調剤し、患者さんに提供する医療施設を「保険薬局」といいます。
保険薬局では薬剤師が薬を調合しますが、受付や会計、事務作業などは基本的に医療事務が行います。なかでも保険薬局で専門的に働く事務員を「調剤薬局事務」と呼びます。
薬局では受付やレセプト業務に加え、薬の管理や発注、調剤の補助など、薬剤師のサポート業務も担います。そのため、医療事務のスキルだけでなく、薬剤に関する知識なども身につけることができるでしょう。

在宅医療

訪問診療所や訪問看護ステーションといった、在宅医療の事業所でも医療事務が活躍しています。医療事務の業務は利用者の書類管理、カルテの入力代行、スタッフのスケジュールの管理、レセプトの作成・点検などが主ですが、なかには医療スタッフの訪問に同行してサポートをする事業所もあります。
また、在宅医療では介護保険に関する知識も必要とされるため、医療だけではなく介護分野のスキルも身につけることができるでしょう。

医療事務に資格は必要?

医療事務は、医師や看護師のように国家資格を取得していなくても働くことが可能です。未経験や無資格者でも求人募集はあるため、年齢学歴問わず、誰でもチャレンジできます。
しかし、実際の業務においては医療に関する専門的な知識が必要とされることがほとんどです。仕事をしながら学んでいくことも可能ですが、事前に資格を取得しておいたほうが何かと有利に働くでしょう。

医療事務資格を取得するメリット

前述したよう、医療事務は資格がなくても働くことができますが、取得しておいたほうが多くのメリットが得られます。医療事務の資格を取得するメリットについて具体的に見ていきましょう。

就職・転職がしやすくなる

医療事務は未経験者でも働くことができるとはいえ、医療に関する専門的な知識が求められる仕事です。そのため、即戦力になりやすい有資格者のほうが、採用する側としては望ましいと考えることが多いでしょう。また、医療事務は人気のある仕事であり、求人が出たとしても応募が殺到することが少なくありません。その場合、資格を取得しておけば他者との差別化が図れ、就職に有利となるでしょう。また、有資格者限定で応募している医療機関もあるため、資格を取得すれば就職先の選択肢を広げることもできます。

入職後、スムーズに業務が行える

医療事務の仕事は、専門的な知識が必要とされるため、無資格者や未経験者は最初に戸惑うことが多いでしょう。しかし、事前に医療事務の資格を取得しておけば、医療用語や業務の流れについての知識が既に身についているため、スムーズに業務を覚えていくことができます。
特にクリニックなどは医療事務の人数が多くないため、新人教育の環境が整っていないことも考えられます。その場合、無資格者は慣れるまでに時間がかかり、スタートから躓いてしまう可能性もあるため、資格は取得しておいて損はないでしょう。

給料面で優遇されることもある

医療事務が働く施設によっては、資格取得者に手当がついて、給料面で優遇される場合もあります。各施設によって金額や優遇される資格に違いはありますが、毎月手当がつくのは貴重な収入源になります。事前に求人要項や、取得する資格の種類などをチェックしておくとよいでしょう。

環境が変わっても仕事を見つけやすい

医療事務が働く医療機関は全国各地にあるため、資格を取得しておくと就職・転職先を探しやすいというメリットがあります。そのため引っ越しや配偶者の転勤などで住む場所が変わったとしても、安心して仕事を見つけることができるでしょう。
仕事内容は医療機関によって多少の違いはあるものの、医療の制度や診療点数は変わらないため、新たな就職先でもスムーズに適応しやすいのもメリットです。

将来性のある仕事に就ける

日本では高齢化が進んでおり、今後も医療機関を必要とする人が増えていくことが予想されています。このような現状を踏まえても、医療事務は今後も必要とされる将来性のある仕事といえるでしょう。資格を取得しておけば年齢を重ねても働き口を見つけやすく、長きにわたって働くこともできます。

安定して働ける

医療業界は、ほかのサービス業などと比べ、景気や環境の影響を受けにくいという特徴があります。人が健康に生活するため、病気や怪我から回復するために医療機関の存在は欠かせないものです。常にニーズがあるため、医療事務の資格を取得しておけば安定して働いていけるでしょう。

医療事務の資格を取得するには?

医療事務の資格を取得するにはどのようにしたらよいのでしょう。医療系の資格となると、大学に通ったり、実務経験を積んだり難しいイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。ところが、医療事務の資格は医療系の資格のなかでも比較的取得しやすく、誰でもチャレンジできる資格なのです。
医師や看護師は、国から認定されている国家資格ですが、医療事務は民間資格にあたります。つまり、民間団体や企業が独自の資格試験を設けて認定している資格のため、比較的ハードルが低く、チャレンジしやすいのが特徴です。とはいえ、医療事務資格を取得するためにはもちろん、学習をしなければなりません。どのように学習をして資格取得を目指すのか、その学習方法について具体的に見ていきましょう。

通学講座

通学講座は、資格取得に向けた授業を行っている学校や専門スクールに通って勉強をする方法です。専門学校や大学のように、時間によって決められたカリキュラムが組まれており、直接講師から講義を受けて知識を養っていきます。決められた時間に、決められた場所へ通わなければならないため、時間に融通が利かないと難しいですが、講師にその場で直接質問ができるというのが最大のメリットです。また、一緒に授業を受ける仲間が近くにいることや、資格取得までのスケジュールが組まれていることなどから、モチベーションが保ちやすいでしょう。

通信講座

通信講座は、送られてくる資料やインターネットなどを用いて、自宅など好きな場所で勉強をしていく方法です。通学講座のように時間に制約がないため、隙間時間を使って勉強ができるというのが、通信講座のメリットです。
また、わからないことがあれば電話やメールで相談することもできるため、一人で全てを解決しなければならないわけではありません。勉強を進めるには、自分で調整をしながらスケジュールを立てていかなければなりませんが、仕事や家事で忙しい人でも挑戦しやすいのが特徴です。

独学

独学は、自分で目指したい資格の参考書を準備して独自に勉強をしていく方法です。費用もテキスト代だけで済み、気軽に挑戦することができますが、わからないことがあっても自分で解決していかなければなりません。また、決められたカリキュラムもないため、自分で資格試験まで計画的に勉強を進めていかなければならず、モチベーションを保ちにくいのが難点です。しかし、費用もかからず、気軽に挑戦できるので、独学は自己管理しながら計画的に勉強ができる人にとってはよい選択肢かもしれません。

医療事務に関する資格の種類

医療事務の資格は、さまざまな種類が存在しており、主催によって内容や専門分野が異なるため、どれを選べばよいのか迷うことも多いでしょう。
名称に「医療事務」がつく資格に加え、「医療事務」とはいっていなくとも、広い意味では「医療事務」に属する資格もあります。
ここでは、広い意味での医療事務資格について紹介しますので、自分の目指したい方向性と照らし合わせて参考にしてみてください。

医療事務全般の資格

医療事務管理士®技能認定試験

医療事務管理士®は、技能認定振興協会(JSMA)が実施している、医療事務管理士®技能認定試験に合格することで取得できる民間資格です。
「医科」と「歯科」に分けられており、取得することで医療事務の現場で即戦力として働くためのスキルや能力を有しているという証明になります。資格試験では、保険制度や医療に関する基礎知識から、医療費の算定・請求に関する知識まで、幅広い知識が求められます。

>医療事務管理士®技能認定試験について
>医科 医療事務管理士®技能認定試験を目指す通信講座

医療事務技能認定試験

医療事務技能認定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。取得すれば、医療事務に従事するために必要な基本的な知識や算定ルールの知識を有しているということを証明できます。受付や会計における計算、カルテ管理など、医療事務として多岐にわたる業務に従事するための能力を得ることができるでしょう。

>医療事務技能認定試験について
>医療事務技能認定試験を目指す通信講座

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)

医療事務技能審査試験はメディカルクラーク®とも呼ばれる、一般社団法人日本医療教育財団が主催する民間資格です。民間主催の資格でありながら45年もの歴史を持っており、医療現場でも信用度の高い資格となっています。
学科試験は医療諸制度などの専門知識に関する内容から出題されます。実技では窓口や電話で適切なコミュニケーションが取れるか、試験問題のカルテとレセプトを見て誤りがないかなどをチェックします。

医療事務検定試験

医療事務検定試験は日本医療事務協会が主催している民間資格で、医療事務に関する基本的な知識と技術を有していることの証明となります。試験は学科試験と実技試験から構成され、医療保険制度の知識から、医療事務の実践的なスキルである医療費算定の知識が問われます。

レセプト業務の資格

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、1994年2月に厚生大臣(当時)の認可を受けた公益社団法人日本医療保険事務協会が主催している民間資格です。少々難易度の高い資格のため、すでに経験を積んでいる医療事務がステップアップを図るために取得する資格と捉えたほうがよいかもしれません。

医事コンピュータ技能検定試験

医事コンピュータ技能検定は、医療秘書教育全国協議会が主催している資格試験です。取得することで、医療事務やコンピュータの基礎知識、 レセコンを使って正しくレセプト作成ができる能力があるということの証明になります。近年、医療現場においてもIT化が進んでいることから、コンピュータを使いこなせる医療事務の需要が高まっていることもあり、重宝される資格です。
医事コンピュータ技能検定試験は3級、2級、準1級に分けられており、それぞれ以下のような違いがあります。

3級
医療事務および医事コンピュータについて基礎的な知識を持っているかどうかが試される試験です。コンピュータに関する基本的な部分なので、さほど専門知識は必要ではありません。

2級
医療事務および医事コンピュータについて一般的な知識を有しているかどうかが試される試験です。カルテから医事コンピュータを用いて正確かつ迅速に作成できるかどうかも求められます。

準1級
医療事務および医事コンピュータに関する専門的な知識を有していることを証明する試験です。そのため、より複雑で多くの作業に対応できるかどうかが問われます。また、DPC(診断群分類別包括支払制度)の理解も必要で、複雑なカルテを、専門ソフトを使ってレセプト作成する問題も出題されます。

医療情報実務能力検定試験(医療事務実務士®)

医療情報実務能力検定試験は特定非営利活動法人(NPO法人)であるMEDIN(メッドイン)が主催する民間資格です。資格を取得すると「医療事務実務士®」の称号が与えられ、レセプト業務などに従事する際に役立てることができます。2級、1級に分けられており、それぞれ学科試験と、カルテからレセプト作成を行う実技試験が試験内容となります。

PC/PDPS初級検定試験

DPC/PDPS初級検定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。
DPC/PDPSとは、入院患者を対象に診断群分類ごとに定められた1日あたりの点数で医療費を包括算定する方式のことを指します。入院患者の診断名と症状・診療行為をもとに、厚生労働省が定めた分類ごとの1日あたりの設定金額(投薬・注射・処置・入院料など)に、それ以外(手術・麻酔・リハビリ・指導料など)を加えて計算を行います。 資格を取得することでDPC/PDPSの基礎的な知識と実務のスキルを有していることの証明となります。

>DPC/PDPS初級検定試験について
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働く場所、業務に特化した医療事務の資格

在宅診療報酬事務管理士®技能認定試験

在宅診療報酬事務管理士®技能認定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。取得することで、医療・介護保険制度と在宅診療報酬算定スキルにおける基本的な知識を有している証明になります。在宅医療は医療保険と介護保険とが複雑に絡み合うため、算定をするためには在宅診療を理解し、正確な請求事務が必要です。今後ますます高齢化が進み、在宅医療を利用する人が増えていくことが予想されています。在宅診療報酬事務管理士®は、在宅医療を行っているクリニックや病院において需要が高まっていくことでしょう。

>在宅診療報酬事務管理士®技能認定試験について
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歯科医療事務管理士®技能認定試験

歯科医療事務管理士®技能認定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催している民間資格です。取得することで歯科医院における医療保険制度や歯科診療報酬の基本知識を有し、正確に診療報酬を算定できるということの証明になります。
試験は法規、保険請求事務、医学一般から構成される学科と、レセプト作成・点検から構成される実技が行われます。

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調剤事務管理士®技能認定試験

調剤事務管理士®技能認定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催している民間資格です。取得することで、薬剤に関する基礎知識、調剤報酬の制度や仕組みに対する知識、調剤報酬の算定に関するスキルを有しているという証になります。試験内容はレセプト作成をする実技試験と、法規や保険請求業務、薬の基礎知識からなる学科試験から構成されています。

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労災事務管理士®技能認定試験

労災事務管理士®技能認定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。取得することで労災・自賠責保険の受付から点検・請求までの正しい知識を有していることの証明になります。労災や自賠責保険は、一般の診療報酬請求と請求の方法や点数計算が異なるため、一般的な医療事務の知識に加えてより専門的な知識を必要とします。
労災や自賠責保険での診療報酬を行っている医療施設においては重宝される資格でしょう。

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医療現場の接遇の資格

ホスピタル・コンシェルジュ®検定試験

ホスピタル・コンシェルジュ®検定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催している民間資格です。取得することで、医療現場における接遇力と、医療保険制度や医療費に関する知識やスキルを有しているという証明になります。
ホスピタル・コンシェルジュ®検定試験は1~3級に分類されています。3級は学科試験のみ、1・2級は学科に加えて15分のロールプレイングによる実技試験が実施されます。

各レベルの特徴は以下のようになっています。

3級
医療系学生や、医療事務初心者の方におすすめの資格です。日常の業務において、患者さんにスムーズな対応をするための技能が問われる内容になっています。

2級
実務経験3~5年程度の方、新人指導をする方におすすめの資格です。普段の業務に加え、急なトラブルがあっても臨機応変に対応できる技能が問われます。

1級
医療事務の管理職に就く人や、現場を指導する立場にある方におすすめの資格です。患者さんからのクレーム、予想し難い場面においても、スムーズに対応するための技能が問われます。

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医師の事務作業をサポートする資格

医師事務作業補助者 (ドクターズオフィスワークアシスト®)検定試験

医師事務作業補助者検定試験は、技能認定振興協会(JSMA)が主催する民間資格です。取得することで「ドクターズオフィスワークアシスト®」の称号が得られ、医師事務作業補助者としての知識とスキルを有していることの証明になります。医師事務作業補助者は、医療事務のなかでも医師の事務作業を代行することを専門的に行う職種です。具体的には紹介状や診断書などの文書作成、カルテの代行入力などを行います。

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はじめて医療事務の資格を目指すなら、技能認定振興協会(JSMA)の「医科医療事務技能認定」がおすすめ

医療事務の資格を取得するなら、日本で最初に医療事務を養成する機関として発足した技能認定振興協会(JSMA)の資格がおすすめです。技能認定振興協会(JSMA)は医療事務業界のなかでも抜群の認知度を誇っており、技能認定振興協会(JSMA)の資格を取得することで大きなステップアップとなることでしょう。
なかでも、はじめて医療事務の資格を目指す人には「医科医療事務技能認定」がおすすめです。
医療事務の業務は、患者さんの受付、会計計算、診療報酬明細書作成、カルテ管理など多岐にわたります。ここ最近では、電子カルテの普及により、1から手作業でレセプトを作成することがほとんどなくなりました。しかし、医療事務として働くには医療保険制度や診療報酬についての基礎的な知識が必要なことに変わりはありません。
技能認定振興協会(JSMA)の「医療事務技能認定試験」は、医療事務として働くにあたり、押さえておくべき基本的事項や算定ルール・要件を理解していることを証明できる資格試験です。合格者には「医療事務技能認定試験合格」の称号が与えられるため、医療事務として役立てることができるでしょう。

医療事務として働くなら資格取得を目指そう

医療事務についての概要や資格の種類などを中心にお伝えしてきました。医療事務は資格がなくても働くことのできる仕事ですが、取得しているのといないのとでは​得られるメリットに大きな差があります。自分のステップアップのために、スムーズに働くためにも医療事務の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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