
私が「介護事務講座」の受講を決めたのは、日々の仕事での何気ない「困りごと」がきっかけでした。当時、私はすでに介護事務の仕事をしていました。ただ、毎日の業務はこなせていたものの、実は介護保険のしくみや請求業務を理解しきれていないことに悩んでいました。
手続きを進める中で分からないことを上司に尋ねるのにも、介護の現場はお互いに忙しくて、詳しく聞けないような状況が続き、「このままではいけない・・・」と、解決策もなく困っていたのです。
ケアマネージャーであれば、部会などの集まりで情報交換、勉強会などがありますが、パートの介護事務という立場では、なかなかそのような機会がなく、このままでは時間が過ぎてしまうだけだと感じ、思い切って受講しようと決意したんです。
受講を始めてからは、休日にまとめて学習することが私の基本スタイルになりました。今思えば、現役で取り組んでいる業務なので、分からない事を早く知りたいという気持ちが強く、その気持ちがモチベーションにつながっていたのだと思います。もちろん、変わらず仕事は忙しく、くじけそうにもなりましたが、やる気が落ちそうなとき、通信講座事務局からのメールにも励ましていただきました。

学習していた頃を振り返ると、テキストの流れ、冊数、厚みが私には良かったんだと思います。
これぐらいのテキスト&課題3回提出であれば達成できそうと思え、がんばれました。
分からない問題があっても、テキストの流れが頭に残っているので、(たしかあのテキストの○ページあたりだったなと)調べやすかったです。
そして何より、自分はこの介護事務の仕事が合っているなぁと受講中に感じることがたくさんありました。より理解を深めたいとやる気が高まり、介護事務の面白さを改めて理解できたと思います。
学校から離れてしまった大人にとって、一歩を踏み出すことはなかなか大変ですが、受講を始めてみると、続けられるように工夫された教材テキストのおかげでドンドン読み進めていけました。教材は、分かりやすい文章、図、イラスト、表、により内容を理解しやすいです。
上司への相談を減らして、自分で解決できることが目標だったので、この学びを生かして、今後はぜひ介護請求業務で返戻がないようにしたいと思っています。